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2013年1月 1日 (火)

1945 仕事を増やそう

 

1944で書いた様に、新年からは、現状の総括(反省)はそこそこに留めて、できる限り前向きの提案を増やすことを心掛けます。あけましておめでとうございます。

 

今年最初の提案です。政治家にも企業家にも私たち自身にも、共通する提案となります。さて、先の選挙戦ではどうやら「経済=景気」対策ばかりが声高に叫ばれた様な気がします。しかし、景気対策の前に考えるべき事がありそうです。それは、「全ての人に仕事を」という一言に集約されそうです。人を腐らせるのは簡単です。仕事を取り上げるだけで済むのです。若い頃目撃した忘れられない情景ですが、会社がオイルショックの煽りを受けた不景気で、造船の仕事が極端に細った時期に、会社は作業者から仕事を取り上げ、日がな一日ホウキを持たせて掃除をさせていたことがありました。職人から仕事を取り上げると言うことは、会社を辞めよと言う最強のメッセージになり得る事をその時学びました。実際にもその状況に耐えらず、船を作る仕事が好きだった多くの仲間が辞めて行ったからです。

 

その意味で新卒の学生にあまねく仕事が行き渡らない社会は、間違いなく活性を失うでしょう。仕事量が十分に無いのであれば、取り敢えずはそれを分け合う(ワークシェアリング)しかないでしょう。確かに2人分の仕事を3人で分け合えば、給料は2/3になりますが、9人分の仕事を10人で分け合う場合であれば1割減で済みます。空いた時間で、必死になって新しいビジネスを考えれば、この国にもエレクトロニクスや自動車産業以外の新たなアイデアも浮かぶと思うのです。長いサラリーマン生活で硬くなった頭ではなく、何でもありの若い頭脳を持ち寄れば、凄いアイデアが生まれても不思議ではありません。固くなった頭でからは、経費節減や後ろ向きのリストラや工場を人件費が安い海外へ飛ばすくらいのアイデアしか浮かんでこないでしょう。

 

例えばこの国は、20兆円以上もの一次エネルギーを輸入し、5兆円以上の農産物を買っている訳です。この一部を自給する産業は、コストを取り敢えず度外視すれば十分可能でしょう。しかし、既にこの国の産業の鎧であった関税は、輸出産業からの圧力ですっかり脱がされ?、さらにFTAやTPPで完全に丸裸にされそうになっています。そうではなくて、消費者の意識だけでもBuy Japaneseの流れを作りながら、改めて国内産業を創り出さなくてはならないのです。1兆円の輸入外貨を稼ぐためには、多分その数十倍の製品を輸出しなければならない訳で、1兆円の産業を作り出すだけで、数十兆円分の「無理な生産と輸出」を止めても良い勘定になります。その比率を投稿者の言葉で「輸出入のレバレージ」と呼んでいます。

 

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