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2013年1月 2日 (水)

1946 子供を増やそう

人口減少は国の活力を失わせる最大の原因と言っても過言ではありません。かつて、1年間ブラジルで暮らした事がありますが、休日にショッピングセンターにでも行こうものなら、見かける客のほぼ100%は、若者か小さな子供を連れたカップルでした。聞けば、ブラジルの人口構成は完全なピラミッド型との事。年寄りは、60歳前後に心臓病か脳血管の病気で早々とお隠れになってしまうのだそうです。そのため、多くの人は30年間務めると(年齢は50歳前半くらいです)サッサと定年退職し、年金で海辺の別荘でも買って、短い忙しくも老後?を楽しむのです。しかし、間違いなくあの国には若い世代から湧き上がるムンムンとする様な活力が感じられました。仕事があろうが無かろうが、彼らの表情は明るく、サンバを踊るかサッカー観戦をしさえすれば悩みなど完全に吹き飛ぶ様でした。

振り返ってこの国の状況はどうでしょう。生活保護世帯の増加、寝たりきり老人の増加、アルツハイマー患者の増加、殆どの人は贅沢病かガンでしか死ななくなってしまいました。医療費と介護費と、生活保護費が国の財政を圧迫し、無い袖を無理に振り続けた結果、普通の社会では完全な破産状態になっているであろうレベルまでに国の借金が膨らんでしまいました。貸しているのは幸いにも今のところは国民自身ですが、今後国は海外にも借金を申し込もうとしている様です。

そうではなくて、今為すべきはあらゆる手を尽くして子供を増やす事に、国民を挙げて取り組むべきなのです。効果は、10年後か20年後にしか確認できないでしょうが、少なくとも子供の増えた社会には活力が戻るでしょう。親は子供のためには、かなりの労苦にも耐える事が出来る存在だからです。独身の若者(+かなりの独身中年)だらけの今の社会は、そのまま行けばやがて、寝たきりの超高齢の親を抱え「夢の無い孤独老人だらけの社会」に移行するだけです。景気対策(≒国債発行と無駄な公共事業)の前にまず為すべきは、同じお金を使って子どもの数を増やす政策を打つことでしょう。多分、使うお金は半分か1/3でも十分な効果と同時に雇用も産み出すでしょう。寝たりきり老人の介護より、子供のナーサリングや教育産業の方がどれほど前向きで生産的でしょう。申し訳ありませんが、高齢者には痛くても可能な限り我慢をしてもらい、痛みが無い時にはしっかり筋トレを行っていただいて、寝たきりにならない努力をお願いするしかありませんが…。

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コメント

はじめまして、環境おじさん様。ブログ楽しく読ませて頂きました。
単に子供を増やすと貧困層が増えるだけなきまします。

投稿: 坪江 | 2013年1月 2日 (水) 14時58分

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