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2013年1月20日 (日)

1963 除雪・克雪

久しぶりに雪国暮らしを始めて、除雪の方法が以前と違っている事に気が付きました。最近の除雪は、先ず道路に降り積もった雪を除雪車で路肩に寄せる「除雪」と、その雪をダンプトラックに積み替えて雪捨て場に運ぶ「排雪」の二段階になっているのです。除雪は、朝暗い内から大小の除雪車かトラックの前に雪搔き版を付けたもので走り回ればどうにかなりそうですが、問題は排雪です。これは、限られた数のダンプトラックを使ってのピストン輸送になるので、なかなか思うに任せません。従って、路肩の雪の壁は日々高くなり、車道や歩道は徐々に狭められる事になります。

ところで、橋の上は路面温度が低く、積もった雪は殆ど融けません。仕方がないので寄せた雪が歩道側に押し込み、人が通る幅だけ小型の除雪機で川に吹き飛ばすため、自然に歩道面が高くなります。その高さは、40-50㎝ほどにもなります。いずれにしても、除雪した雪を、どこかの雪捨て場に運ぶのは量が多過ぎ、トラック輸送では無駄が多すぎます。予め、歩道と車道間に雪をスタックできるスペースを作って置き、そこに積み上げるのが現実的な様な気がします。歩道は、人がすれ違えればOKなので、最小限の幅で除雪すれば良い様でしょう。駐車場の出入り口は、どうせ大型の重機で除雪するので、歩道部分には、滑らない様に緩やかな階段かスロープを刻む必要はあります。もちろん理想は、融雪溝の新設ですが、たかが数か月の積雪のために、予算はつかないので行政は毎年のように頭を抱える事になります。

さて問題は、屋根の雪です。一冬の間には、かなりの数の人が除雪中の屋根からの転落や落雪でケガをしたり亡くなったりします。傾斜があり足場の悪い屋根に登って、除雪作業を行うのは、体力のある若者でも結構危険です。既にエンジン駆動の除雪機があるのですから、二階の屋根に届くような腕を付けたミニエクスカベータで、徐々に屋根の雪を取り除く道具が必要です。既存の除雪機の動力軸を利用し、オプションで腕を付ける構造にすれば、投資は最小限で済むでしょう。それにしても里でも50-60㎝の積雪、少し山に向かえば1-2mにもなる今年の積雪は、あまりにも降り過ぎで「酷雪」と呼ぶしか無さそうです。

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