« 1968 台風を抑える? | トップページ | 1970 新産業興し »

2013年1月26日 (土)

1969 自立更生

社会システムを修正するのに何かを働き掛けなくてはならないとして、すっかり力の弱くなった国や自治体にそれを期待するのは所詮無理な相談です。行政とは、そもそも何か目標を立て、それに向かっての計画を実行する機能は薄く、公的サービスの執行機関か精々コミュニティの公助機関であったはずです。高度成長期に国がお金を集め過ぎたので、その分配(地方交付税など)のために中央省庁が拡大し、そのおこぼれ(例えば公共事業や地方交付税)を処理するために、各種の出先機関がやたらと増え、それに対応するために地方の自治体も人を増やした筈です。田舎の平均的な自治体では、多分人口の1%程度が役所勤めをしており、ある意味では雇用の少ない地域で「雇用の受け皿」ともなっていたりするのです。

しかし、時代は変わりつつあります。お金が無い(どころか借金まみれの)国では、政治家が「自由」に動かせるお金の額が急速にしぼみ、税金用途の仕分けやチェックも厳しくなった事もあり、かつての様な地元への利益誘導(バラマキ)もめっきり出来にくくなりました。国や自治体に出来る事は、お金をダブつかせる事と、目先の公共事業を増やす事くらいでしょう。今度のリーダーが言う3本目の矢は、実のところ「民自身」がつがえ、自ら打ち放すべきだと思うのです。

つまりは、もはや国や自治体への期待や依存を諦めて、自らの力で新たな産業を興すべき時代に至ったと思い定めるべきでしょう。貿易赤字が6兆円以上の入超になったのであれば、20兆円越えで輸入しているエネルギーを3割削減するか、その一部を国内の再エネでカバーする産業を興せば良い訳です。その際、どこからか補助金を引っ張ってくることだけを考えるのではなく、市民ファンドを立ち上げる方法や「まだ」お金のある企業がリスクを負っての投資や、あるいは3セクなど、あらゆる仕組みを駆使して、ジワジワとでもホフク前進するしかないのでしょう。

|

« 1968 台風を抑える? | トップページ | 1970 新産業興し »

コメント

将来の日本はどうなってしまうのでしょう。
政治家は100年先まで考えていないような気がします。
目先のことだけでなく、100年ぐらい先のことまで考えて欲しいです。

投稿: starfield | 2013年1月26日 (土) 20時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1969 自立更生:

« 1968 台風を抑える? | トップページ | 1970 新産業興し »