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2013年2月13日 (水)

1987 SVO-1?

H社がF-1に復帰するのだとか。「時代錯誤」も甚だしい話題です。どうせこの種のレースを開催するなら、是非SVOエンジンで競って貰いたいものです。SVOエンジンとは、Straight Vesitable Oil Engineの略で、要はてんぷら油で直接エンジンを回すと言うものです。この燃料でレースを競えば、バイオ燃料の利用技術がさらに進歩するでしょうし、さらに言えば食糧にならない植物の実や葉から採れる燃料を利用する様な技術の開発にもつながります。レースの飛び方もF-1ではなくSVO-1と言う訳です。カテゴリーも菜種油、ひまし油、松根油?、米ぬか油など、熱量によって増やします。もちろん、使うのは新油ではなく、食品産業などで使われた廃油にします。

現在バイオ燃料と呼ばれているのは、サトウキビやコーンを原料としたエタノールと、菜種油をメチルアルコールで処理した燃料を、ガソリンや軽油の代替としてノーマルのエンジンで燃やすものです。しかし前者は低カロリー故に馬力が不足し、後者は副産物のグリセリン大量に出来てしまい、後始末に困ります。あるいは、これもある種の「グリーンウォッシュ」と呼べるかもしれませんが、ガソリンや航空燃料に少量のエタノールや植物油を混ぜ込んで、環境配慮型燃料だと主張する動きも気に入りません。

そうではなくて、(自動車)メーカーには、廃食用油や食用にならない植物から作った「100%本物」のバイオ燃料を、直接燃やせるエンジンを開発して貰いたいのです。ついでに言えば、木質燃料を使った「外燃機関(スターリングエンジンの様な)」の開発まで挑戦して貰いたいのです。F-1参戦を続けても、結局カーボン繊維を使って極限まで軽量化した車体をさらに何グラム削ったとか、化け物のように出力を上げたエンジンの馬力を、さらに何㏋上げたとかに、莫大なお金とマンパワーを注ぎ続ける事になってしまいます。なんという無駄使いでしょう。F-1で勝って、自社ブランドのイメージを上げ、車の売り上げを少し伸ばしたところで、オイルピークで頭を打った自動車産業が、伸び続けるなど夢のまた夢なのです。むしろ、SVOで名を挙げた方が、今後予想される需給ひっ迫による石油価格の高騰時代に、世界から尊敬される技術で、企業のブランド力を格段に上げる筈です。

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