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2013年2月16日 (土)

1990 例えば内需拡大

1989の続きです。少子高齢化が極端に進みつつあるこの国で、いまさら内需拡大などと言っても、とても出来ない相談ではないかと、見られています。確かに、コンビニチェーンは売り上げを伸ばしていますが、それはどうやら積極的な店舗数拡大に伴って新規出店店舗が、既存商店のシェアを奪った結果の様なのです。既存店舗では逆にジリジリと売り上げを減らしているところも多いのです。

ならば、どの様な道筋で内需拡大なるものが可能なのかですが、それは多分輸入品の国内取り込みしか無い筈なのです。例えばエネルギーです。96%もの高い率で輸入に頼っているエネルギーに対して、国内で調達できる再生可能エネルギーの割合を1%でも高める事は、取りも直さず輸入エネルギーの国内取り込みになる訳です。バイオマスエネルギーであれば、それを採取し運び出す産業、それを使い易く運びやすい形態に加工する産業、それをエネルギーに変換する機器を作る産業、それを売りメンテナンスする産業が生まれます。

自給率が40%ほどしかない食糧においては、埼玉県ほどの面積に拡大した耕作放棄地を復活させ、そこで元の様に食糧を生産すれば自給率が向上し、場合によってはエネルギー作物を育成すればエネルギーの自給率向上に寄与します。それは結果として、就農人口を増やし、加工する産業、それを運び販売する産業、その残渣から肥料やエネルギーを生み出す産業など、多くの雇用が期待できる産業が拡大できる筈です。続きます。

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