« 1994 小水力利用3 | トップページ | 1996 小商い »

2013年2月21日 (木)

1995 ダニ

ダニについてかなりしっかり調べたことがあります。家に住み、あるいは人に悪さをするダニは、ホンの数種類しかありませんが、そうではないこの国の野山に棲む「普通のダニ」の種類はなんと二千種類を超えるとか。(全世界では5万種とも言われます。)その内の半分くらいを採集して分類した努力の人、A木博士の著作を数冊読みましたが、そうこうしている内に彼らになんとなく愛着が湧いても来たのでした。

それなのに、最近ダニが媒介する新種のウィルスによって亡くなる人が出た様なのです。もちろんダニ自体の所為ではありませんが、ゆゆしき事態です。ダニが関わる病気としては「ツツガムシ病」が思い当りますが、こちらが細菌(リケッチア)で発病する一方、今回見つかった病気はウィルスで発病する点が異なりますが、キャリアであるダニは今後ますます「疎外」されそうで気に掛かります。

ダニは、有機物を細かく噛み砕く、中間処理屋であるとも言えます。つまり、有機物はいきなり腐敗菌などで分解されるのではなく、昆虫やその子分とも言えるダニによって微細化され、一度利用されたのちに、その排泄物であるフンなどを更に微生物が分解する、と言うステップを踏んで、再度土に戻る訳です。

ツツガムシ病が、かつては風土病と考えられていた様に、今回の新型ウィルスも、多分昔から存在して新たに見つかった「新発見ウィルス」に過ぎないのだと想像しています。過度に恐れる必要はないでしょうが、しかしダニに刺された時にはそれなりのココロの準備は必要でしょう。つまり、その後新型ウィルスによって引き起こされるかも知れない症状(発熱、倦怠感、下痢など)への留意などです。

|

« 1994 小水力利用3 | トップページ | 1996 小商い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185422/56806405

この記事へのトラックバック一覧です: 1995 ダニ:

« 1994 小水力利用3 | トップページ | 1996 小商い »