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2013年4月 9日 (火)

2040 官と民の間

この国の社会システムは、民がありそれを官が「守る?」という前提の元に築かれていると、一応は言えるでしょう。しかし、世界的な水準からすれば、中負担中福祉の社会システムを選択しているこの国では、官+民だけでは、システムの維持に十分に機能を果たしているとはとても言えない状況が露呈している様に見えます。多くの非正規労働や増え続ける生活保護や医療費の負担に、今のシステムでは持ち応えられない様なのです。それを改善するために、実施が目前の消費税の増税ですが、税率が8%や10%程度では、焼け石に水である事は、素人目にも明らかです。

やはり、何かが足りません。それは、多分カ官と民に間をつなぐ(又は埋める)、多分「公」の部分だと思うのです。しかし、一言で公と言っても何かピンときません。例えば、公民館活動と言われるものがありますが、実はその活動レベルはピンからキリまであります。週に何度もイベントがあって、上手く活動しているケースがある一方、建物だけが立派で、殆ど活用されていない地域も多い筈です。公の部分を拡大するためには、地域の細かいニーズや問題の掘り起こしと、それを解決するための仕組み作り、それを支えるボランティアと少しの予算が必要でしょう。

組合活動も、公の仕組みとして重要と思われます。一般的な生協の様に食や日用品の部分だけではなく、エネルギー供給や住の部分までカバーできる様な、何らかの仕組みが求められるでしょう。「結い」言われる小さな単位から、町内や集落全体をカバーする様なやや大きな枠組み、それを束ねる3セクの様な更に大きな仕組みも必要かも知れません。いずれにしても、これは実際に機能する枠組みを如何に上手く設計し、それを持続的に運用するか、というソフト面の課題である事は論を待ちません。世の中を見回すと、結構上手く行っている様に見える枠組みも各地に散見されますが、それをそのままコピーしても機能するとは限りません。その地域にマッチしたカスタマイズが不可欠なのです。そのためには数字に裏付けされた現状分析と課題の整理が欠かません。

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