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2013年8月 7日 (水)

2154 地域資源は何処にある2

インフラの話が間に入ったので、地域資源の話が途中になってしまいました。さて、出口である廃棄物置き場から地域資源を想像する方法もありますが、先ずは入り口から入るのが正攻法でしょう。取り敢えず目を付けたいのは、モノの集まる場所です。モノを集めるのは大変ですが、モノが集まってくるのであれば、集める苦労はあまり要らない筈だからです。比較的近所で、モノが集まってくる場所を思い出すと、例えば、港の荷揚げ場、工場のストックヤード、製材所、森林組合の貯木場、JAの集荷場やカントリーエレベータ、牧場のサイロ、大規模農場の納屋、間伐林の林床放置材などなどが挙げられます。

これらの一つ一つをじっくり眺めてみれば、製品や商品なる部分と、やがては分離されて廃棄物となる部分に分けられる事が分かるでしょう。例えば、一本の樹木を前において用途を考えた場合、勿論製品になる中心部は材木として出荷されますが、製材の前に剥がれる樹皮、あるいは製材過程で切り分けられる辺材部分、鋸屑などが廃棄物として製材所に残されるでしょう。鋸屑は家畜の敷料、また樹皮は一部堆肥などに活用される場合もあるのですが、手間が掛かる割には値段が安く、そのまま堆積されるか、まとめて廃棄物として業者に渡されるケースも多いのです。

しかし、自然が作ったモノに無駄がある訳はありません。鋸屑はそのままバイオマスボイラで燃やすかペレット燃料として付加価値を上げ、また辺材はチップ燃料にしてやはり温泉施設などで燃料として蘇るでしょうし、樹皮は上手く処理すればタンニンなどの有用な物質が抽出できる筈なのです。最終的に何にも使えない部分は、水分を抜いて燃料になって貰うしかないでしょう。そう言えば、子供の頃近所に合板工場がありましたが、そこから出る鋸屑は、そのまま数百メートル離れた銭湯の燃料になっていた時代がありました。工場と銭湯のどちらが先に出来たは知りませんが、たぶんほぼ同時に出来たのでしょう。昔の人は、モノが少なかった時代、モノを無駄にするのが嫌いだったと思うからです。農業残渣についても近いうち考えてみます。

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