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2014年3月20日 (木)

2337 小型化

この国のメーカーの得意技でもある多機能化と小型化について少し考えてみます。小型化も多機能化も、資源の消費とりわけエネルギーの消費という視点で考えれば、理想の方向だと言えるでしょう。第一に使われる部品の目方が軽い訳ですから、使う材料の量、それを作る資源消費が少ないのは当然ですが、軽自動車やバイクを普通車と比べるまでもなく、普通車より軽自動車が、軽自動車よりバイクの方が運用上省エネ性能が高いのも理の当然です。何しろ、エンジンが馬力を出して移動させる車体が軽い訳ですから、より非力なエンジンでも動かせますし、加速時に必要な燃料も少なくて済むでしょう。

ならば、小型化・軽量化の道を究めてみるのもこの国のメーカーとしては、挑戦し甲斐のあるテーマだとは思います。エンジン付きの乗り物として、世界に冠たる環境性能を誇るのは、実はHンダのスーパーCブなのです。このバイクはカタログ上、定速走行においては、リッター当たり100㎞を超える燃費を叩きだしています。それは兎にも角にも車体が小型・軽量であることに加え大径で細いタイヤ、それを牽引する燃焼効率の高い低速回転型の4サイクルエンジンの組み合わせが為せるワザだと言えるでしょう。このバイクの生産台数が累計で1千万台を超えたのは、かなり以前の話です。

一方乗用車ではどうでしょう。細々ではありますが、原付バイクを改造した一人乗りの車(あるいは四輪の原付バイク)は作られては居りますが、車体重量と原動機のマッチングが取れていないために燃費は必ずしも良くはありません。しかも、車幅が大きいため、低速で走ると車の流れを妨げ事になってしまいます。これは、車体とエンジンの最適化が十分には行われていない結果だと言えるでしょう。もし、バイクメーカーか軽自動車を得意とするメーカーが、本気を出して超軽量車を開すれば、リッター当たりの燃費で50㎞を超えるのは簡単な話でしょう。それを作らないのは、多分その様な車は、単価が安過ぎて魅力が感じられないからでしょう。

同様な小型化は、家電やOA機器、あるいは最終的には住宅に至るまで、例えば70%程度までコンパクト化を図れば、資源消費量や輸送エネルギーや使用時に消費するエネルギーまで、ほぼ3割程度は削減できるでしょう。これは、使用者が特に意識をしなくても達成可能な、省資源、省エネの有効な手段になり得るアプローチだと言えるでしょう。

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コメント

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投稿: Nouveau maillot manchester united 2014 officiel | 2014年3月23日 (日) 17時51分

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