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2014年3月27日 (木)

2344 プラスα

グローバリゼーションの大波の中で、特に輸出型や流通型企業の多くは、「国際競争」の戦いに明け暮れています。しかし、設備型や労働集約産業を中心に、強烈な投資を続け、一方で和衰老努力を抱えているアジアの国々を相手に多くのバトルフィールドで敗退してきました。日本製品は確かに高機能・多機能で、デミングさんの教えのお蔭もあって、品質的にも安定している事が評価されて、今日でも海外では(お金のある層には)根強い人気を維持しています。

しかし、それだけでモノが売れる時代でもないことも確かです。シロモノ家電の生産の中心は、すでにC国や、そこから更に海外転注されたアジアの国々に写っていますし、かといって高級路線で売り上げが伸びると言う状況でもありません。その意味で、安い家電や工業製品は今後とも、消費に渇いているアジアやアフリカで売れ続けるのでしょうが、先進国では既にモノが満ち足りていると見るべきなのでしょう。その証拠に、かつて国内にあれほどあった大手の家電メーカーや弱電メーカーあるいはOAメーカーなどの企業活動の落込み方は尋常ではありません。その意味では、時代は変わったと言うしかありません。

さてそれでは、今後の日本メーカーは一体何を作っていくべきなのでしょう。このブログでも、それは折に触れて言及してきたつもりですが、改めて書いてみれば、それは我々が今後とも絶対に必要とする「衣食住の基本部分」のニーズへの対応だと言えます。それに加えるならば、必要最小限の暖を取るため、あるいは物流を支えるためのエネルギー源だと言えるでしょう。その中で、この国が得意とする小型化や省エネ性能は、引き続き武器にはなるのでしょうが、それに加える「何か」も必要だと感じています。その何かが見つかれば、苦労は無いわけで、投稿者の様に商売っ気が無い元技術屋でも、きっとビジネスを興せるでしょう。引き続き、その何か(プラスα)を考えていきます。

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