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2014年4月30日 (水)

2373 借金大国

国と行政の抱える借金の膨張が止まらない様です。それどころか、加速度的に増え続ける様相なのです。そんなことは、少し算数(掛け算)ができれば誰にでも予想できた事なのですが、いまさらそれを試算し直したのだそうです。借金とは、個人レベルでみれば自分の将来の収入の先取りだと言えるでしょう。借金は返済しなければなりませんから、ローンを組む事により将来の収入の一定額を無いものとする条件で、それを先取りする訳です。しかし、国の借金はどうもそうではない様なのです。つまり、お金を借りる人(国、行政)とそれを返さなければならない人達(つまりは将来世代の国民や企業ですが)が異なるのです。

なので借りる立場の側は、借り得(あるいは借り逃げ)が可能となり、それを背負わされた人達だけが結局ワリを食うはめになる訳です。もちろん、その責任を政治家だけに押し付けるわけにはいかないでしょう。国民は増税を嫌うものであり、かといって景気は良くなってより高い収入を望むものだからです。しかし、今世紀に入って人口増が天井を打ち、減少局面に入っている現状では、そもそも自然の増収増は望むべくもないでしょう。国が何本の矢を打ち込もうが、グズグズになっている的(経済や社会システム)に当たっても効果は薄いのです。

さて、借金の返済です。誰が、債権を握っているのかに関わらず、返済を進めていかなければならないのは当然としても、先ずは額を増やさない事に心を砕かなければならないでしょう。例えば、国や自治体の議員数、だいたい住民の1%程度は居ると想像される行政マンの数、あるいは自治体サイズに合わないインフラの建設やその維持費は、やはり減らしていかなくてはならないでしょう。取り分け道路や橋梁は今以上増やさないどころか、できれば減らしていくべきでしょう。もう一つの借金の元凶は、間違いなく医療費と高齢者福祉費でしょう。これからの知恵の使いどころは、やはり病人を作らないこと、年寄りを寝たきりにしない事に尽きるでしょう。医療費のかなりの部分を保健や健康増進のために振り向けていけば、やがて人々が死ぬまで活動的であり続ける社会も夢ではなくなるはずです。その様な自治体の例もいくつか実現されているではありませんか。良い点はどんどん真似をすれば良いのです。

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