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2014年6月12日 (木)

2411 ぐーたら病

更に2408の続きです。私たちや諸先輩が戦後一貫して追求してきた、便利で快適な、いわゆる欧米化した生活スタイルを一応実現した結果、手に入れたものはと問われれば、それはたぶん「生活習慣病」だけだというしかありません。つまり、私たちは戦後一貫して、快適な生活=体に温度変化という負荷(刺激)を与え、体を動かす事によって基礎代謝を上げる事を怠って暮らすライフスタイルを選択し続けてきたのでした。それで何が起こったかと考えれば、肥満、高脂血症、糖尿病、あるいは数えきれない食品添加物や化学物質に起因するかも知れないガンおリスク増加、さらにはこれらの複合的な影響と考えられる心臓病や脳疾患などなど、枚挙に暇がない程、いわゆる「生活習慣病=贅沢病=ぐーたら病」が蔓延してしまったのでした。

私たちは今からでも、利便性や快適性を放棄して、体に適正な負荷を掛ければ、お金を一切掛けないで、あるいは逆に利益を得ながら、これらの生活習慣病の多くを駆逐できる筈なのです。それが出来れば、歳をとっても体幹(つまりは筋肉や骨量ですが)がしっかりと維持され、比較的若い時期に寝たきりになる様な人も激減するでしょう。この国が、1年間で「浪費」する医療費や介護費用の金額は天文学的数字に上ります。浪費とは、本来なら使わなくても済む費用の支出を指します。若い時期から、高齢に至るまでしっかりと体を動かす習慣、それをここでは「運動習慣」と呼んでおきますが、生活のベースに据えれば、私たちはより高い生活の質を実現できると思うのです。

例えば、体を動かして、山の木を少しずつ伐り出し、乾燥させてから薪割りをしてそれを軒下に積み上げる、というささやかな労働が、体を鍛え、病気を減らし、同時にカーボンニュートラルを推進すれば、健康で環境にも優しいライフスタイルが確立できる筈なのです。また例えば、たった2-3㎞の距離を移動するのに、車や公共交通機関に頼る事を考える前に、まず自分の足で歩き始めれば、たった2-30分で目的地に到着できるでしょう。加えて、明らかに過食となるほど食べ物を詰め込まなくとも、アジア人は飢餓には強いDNAを持っているのですから、食べる量は今の2/3以下にしても問題ないでしょう。これらのぐーたら病を駆逐できれば、健康な生活が手に入り、エネルギー消費が減り、医療費やエネルギー購入や余分な食糧費に充てていたお金が浮きますから、余暇に使える様になり、あるいは収入が減っても暮らせますから、自由な時間も増えるでしょう。体も、頭も、適度に負荷を掛けて使ってこそ正常に機能「器官」なのです。

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