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2014年7月 1日 (火)

2430 エネルギーパス

ソフトエネルギーパスを提唱したのはA.ロビンスだったでしょうか。これは、結局エネルギーの節約に努め、その結果として再生可能型エネルギーを基本として社会を営もう、という提案です。果たしてそれは本当に実現できるのか、その考え方が本となって登場した当時も賛否両論があった様な気がします。つまり、あまりにも理想的すぎて、現実的ではないという批判と、一方ではオイルピークや温暖化の問題を考えれば、それは当然の取組みだ、という擁護論です。

しかし、エネルギーに関して、何時も議論が集中するのは、石油エネルギーを筆頭とする化石エネルギーと、その形を変えた電力エネルギーばかりである事は、もっと問題にされるべきでしょう。エネルギーの本質は、地球内部起源の地熱や放射性エネルギーでない限り、全てが太陽エネルギー起源である事は明らかです。化石エネルギーにしたって、太古の昔に生物によって固定された太陽エネルギーが化石となって地下に眠っていたの掘り出したものですし、バイオマスにしても水力にしても風力にしても、時代が若いだけで太陽エネルギーが姿を変えたものに過ぎません。

従って、望ましい持続可能なエネルギーパスとしては、先ずは一義的に太陽エネルギー、取り分け太陽熱を俎上すべきだと思うのです。化石エネルギーが殆ど産出しないこの国では、何は無くとも全ての住宅の屋根には太陽熱温水器が載るべきでしょう。何しろ、私たちは毎日入浴しないでは暮らせない清潔好きの国民なのですから。真夏の太陽熱を上手く使えば、実は冷房だって可能なのです。もちろん冬でも日照があれば、それを上手く集めて暖房も可能です。冷暖房と給湯のエネルギー源として太陽光が50%分使えば、電力と石油(ガス)の使用量が半分に出来るのです。太陽熱は使いにくいのではなく、知恵や工夫が足りないだけなのです。スイッチやコックをひねれば、すぐお湯が出てくる仕掛けを「バカチョン」と呼びます。先ずは太陽熱の利用から始めましょう。

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