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2014年11月 3日 (月)

2537 里山資本主義?

もっと良い言葉が無いか考えています。これを提示したM谷氏の思惑を正確に把握している訳ではありませんが、どうしても腹の中でモノを育む「里山」と、お金だけで決済する「資本主義」が結び付きません。多分「里山資本」と続けるべきなのかも知れません。それはともかく、田舎の資源を生かして、田舎に住む住人自身を豊かにすべきである、という主旨には賛同できます。敢えて表現するなら「里山活用主義」、もっと広くは「地域資源活用主義」とでもした方が分かりやすいのでしょうか。語呂はあまり良くはありませんが。もちろん、資本主義という言葉を入れたのは、想像するに、筋金入りの資本主義者達への挑戦状という意味もあるのでしょう。

むしろここでは、敢えて横文字を使って、さも新しい言葉の様に衣替えしてみようと思います。地域資源は、多分「Local resourses」で問題ないのしょうが、活用という言葉は一語の英単語にはなりにくそうです。利用という意味の「Utilization」はありますが、生かして使うと言う活用というニュアンスは少し弱そうです。仕方がないので、投稿者得意の造語を試みることとしましょう。語尾に主義を意味す-ismを付して、Utilizatinismとでもしておきましょう。つなげれば、Local Resourses UtilizationismLRU)とでもなるでしょうか。表現したいのは地域資源を見出して、それを最大限「地域のために」「持続的に」活用すると言うココロです。

地域には、このブログでも縷々書いてきた様に実に様々な資源があります。というより、ご先祖様はその様な資源が手に入る土地に住み着いたと言うべきでしょう。食べ物も燃料も十分に手に入らない様な土地に化石燃料も無かった時代に住めた筈もないのです。よく「何もない田舎」という表現をする人が居ますが、そんな人たちは自分の足元を「何も見ていない」のではないでしょうか。木材や山菜をくれる里山があり、ご先祖が苦労して開いた100%を超える食糧自給率を保証する田畑があり、それを潤すための用水が流れ、糸を垂らせば魚が釣れる川や海があり、運が良ければ温泉が湧き、冬にはたっぷり雪が降り、春には大量の雪解け水が流れ、地元で採れる材料を使った醸造業があり、製材設備や農業機械を修理できる機械工場もそれなりに残っており、弱くなったとは言え地域のネットワークもあります。豊かな田舎に一体何が足りないのか、投稿者には理解できません。ことさら「里山資本主義」などと大上段に振り被らなくても、先ずはLRUで、じっくり埋もれた地域資源を掘り出す事から始めたいものです。

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