« 2552 植物・工場? | トップページ | 2554 社会貢献税 »

2014年11月23日 (日)

2553 日本売り

日本売りが止まりません。その指標の代表は例えば為替レートでしょうか。80円の対ドルレートは確かに高すぎますが、かといって今の117円前後は売られ過ぎでしょう。Aベノミクスの政策実行後、対ドルレートは100円前後に落ち着いていた時期もありました。しかし、ここに来て急速に円が(日本が)売られている様なのです。何故かを考えてみれば、それはこの政策が地に足がついておらず、底が浅いと見抜かれているからだと言えるでしょう。お金を印刷してばら撒くのは、すぐに出来る政策です。そうやって時間を稼いでおいて、予算を大盤振る舞いして世の中の風潮をさも景気がさも上向いてきた様な雰囲気を作るのも容易でしょう。

しかし、第三の矢は「構造改革」を伴う筈なので、一朝一夕に効果が出る筈もありません。お国が言う、エネルギー転換だって、石炭が石油に代わるのに数十年掛かった事を振り返れば容易に分かる様に、例えば水素社会やスマートグリッドのシステムが数年で出来る上がる訳もありません。そのためには、多くの困難な技術開発と莫大なインフラ投資の積み重ねが必要だからです。

にも拘らず年も押し詰まったこの時期に、何やら訳の分らない選挙を行うと言う、この国のリーダーを外から見るとどう思うののでしょうか。戦後レジュームからの脱却がキャッチフレーズだったこの人は、50年体制からの脱却は全く出来ていない事を自ら証明して見せたと言うしかありません。この国は、本当の先進国に脱皮すべきだと常々考えているのは、投稿者一人ではないでしょう。そのためには、資源の少ないこの国なりの暮らし方、社会の仕組みを整え、それを世界に向けて提案すべきなのです。少ない資源や食糧は輸出で稼いで買えば良い、との「昭和時代の考え方」は一日も早く捨て去るべきでしょう。このままでは、日本売りは止めようがないでしょう。

その上で、質素でしかし心豊かな「大人社会」を実現すべきでしょう。高齢者に送るべきは年金や医療・介護サービスではなく、寝たきりにならない様な「事前リハビリ」プログラムと、ボケを防ぐ「事前脳トレ」プログラムでしょう。それには、体のためには簡単な器具を使った筋トレやウォーキング、頭の体操としては、場所も道具も不要な短歌や俳句や川柳をひねるか、あるいは歩きながらの暗算の引き算だけでも十分でしょう。日本売りの話題から少し外れましたが、要は先人の知恵に学び、その一部を実践するだけでも、モノ・カネに縛られない世界から尊敬される(日海買いにつながる)社会は作れると思うのです。

|

« 2552 植物・工場? | トップページ | 2554 社会貢献税 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2553 日本売り:

« 2552 植物・工場? | トップページ | 2554 社会貢献税 »