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2014年11月25日 (火)

2555 柿エタノール

思考実験です。田舎では、家々の柿の木に実がたわわに実っていますが、いずこも高齢化で、収穫してそれを干し柿にする家もめっきり少なくなりました。さて、その柿ですが、何時も感心するのは、その実の数の多さです。1000個ほども実を付けている木も珍しくはありません。1100gと仮定しても、1本の木から100㎏程は収穫できる計算です。仮にこの木が枝を張っているいる面積を3.3m四方として、10㎡当たりの収量を100㎏とすれば、1ha1000㎡)当たりに換算すれば10トンほどは軽く収穫できそうです。

ところで、バイオエタノールを生産するのに最も効率的な作物は、手元のデータによればサトウキビで、1ha当たりで約5,000ℓほどのバイオエタノールの収量があるとされています。仮に、柿からのエタノール収量を10%と仮定しても柿エタノールが1ha 当たりではなんと10,000リッターは収穫できる計算になります。10%の根拠としては結構適当なのですが、サツマイモでさえ重量当たり13%程度のエタノールが得られるのですから、もっと糖分が多く甘い柿からは少なくともその程度のエタノールは採れるはずなのです。

ならば、耕作放棄地とりわけ中山間地に柿の木を植えない手はないでしょう。柿は、干し柿に加工しておけば非常時には食糧としても活用できますし、柿酢も作れますし、飲料用や燃料用のアルコールも作れる優れものの果樹なのですから。収量も他の植物に決して引けは取りませんが、たった一つ問題があるとすれば、その収穫方法でしょうか。稲と違ってコンバインは使えませんし、かといって一つひとつ手摘みをすると言う訳にもいきません。やはり樹形を整えて高さを抑えて、機械化に馴染む様にする工夫は不可欠です。それと、柿の糖分を効率よくアルコールに変えてくれる酵母の発見も同様に重要なポイントでしょう。

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