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2015年2月 9日 (月)

2619 もっと内向きに

他国の難民の処遇を心配し、その支援を考える事も、あるいは途上国の経済援助の風呂敷を広げる事も、TPPで交易を増やす事も結構ですが、もう少し足元を見回しても良いのでは、と感ずる今日この頃です。難民が十分な処遇や教育が受けられない事は確かに放置は出来ないのも事実でしょうが、関連する活動や報道活動(あるいは売名行為)で海外で犠牲になられた方が象徴的にニュースで取り上げられる一方、国内に目を向ければ、これ以上の悲惨は無いと言えるほどの「事件」が多発しているのです。

何となく引きこもり状態になり、結果わけも無く人を殺める若者、酒や薬を煽って車を暴走させる人々、お年寄りから金を巻き上げ続けるグループ、数万人にも及ぶ自死者、わが子を虐待する若い親などなど、足元にもかなり絶望的な状況が渦巻いているのです。難民は確かに生まれ故郷を追われて糸が切れた存在かもしれませんが、事件を起こした若い人々も、ある意味で社会との繋がりが切れたココロ難民であり、ココロの放浪者だと言えるでしょう。

マスコミに持て囃されるジャーナリズムも華やかですが、社会の闇に光を当てるルポや地道に若者に向き合っている人たちにスポットを当てて報道するする事は、海外に目を向ける以上に優先度が高いと思うのです。世界を俯瞰していると豪語しているこの国のリーダーには、金勘定以外の内政にもっと目を向けて貰いたいし、マスコミにはもっと内向きのニュースやルポを増やして貰いたいものです。やや評論家的な書き方になってしまいました。

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