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2015年2月20日 (金)

2630 空虚な議論

ラジオから流れてくる国会中継で聞く言葉の何と空虚な事でしょうか。国民一人ひとり、全国津々浦々、国際社会、国民の安全安心、地域創生、異次元の緩和策、などなど。これらの言葉からは何も伝わってきません。それは、紙に書かれただけの空虚な言葉だからでしょう。物心がついてから目撃してきた結果として、議会における野党からの直球質問には、出来る限り抽象的な煙幕言葉で対抗するのがこの国の「政治ショー」の決まりごとであり続けている様な気がします。

言葉は、モノやイメージや感情などを表すシンボルではありますが、非常に具現的にも逆に抽象的にも用いる事が出来ます。つまりは、万人が誤解なく理解できる具象表現と、百人が百様に解釈出来てしまう抽象表現があるという事です。「国民一人ひとり」などと言う言葉を、国会中継を通じて聞けば、普通の人は自分や家族や身近なな人達の事を思い浮かべるだけで、見も知らない大金持ちやその日暮らしの路上生活者の事など微塵も思い浮かべない事でしょう。津々浦々の町って一体何処の事でしょう。もちろん山間地にある村には津や浦などはある訳はないでしょうし、そんな村に中央の景気回復の恩恵が降ってくるとも思えません。

結局中央のお役人や政治家に出来る事は、集めた税金をどうばら撒くかの政策を打ち出すしかないのです。彼らが、地方の町や村の活性化のために具体的なアイデアを出したり、将来設計までやってくれる訳ではないでしょう。予算を付けて、精々良いアイデアを持って来なさい、というのが関の山です。お役人が自分の仕事を作るために分捕った「抽象的な名目」の予算を、それに乗っかった議員が国会を通すだけです。それを審議する筈の予算員会は相変わらずの茶番と下品なヤジのオンパレードです。悔しかったら、皆がほほ笑む様な上品なウィットで切り返して欲しいものです。このブログでは批判はしない事をモットーとしてはいますが、これは「愚痴」です。念のため。

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