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2015年4月 1日 (水)

2668 何を作るか

このテーマも再々考えてきました。モノづくりで後ろから追いかけてきたアジアの国々にジリジリと押され、福一過酷事故以来エネルギーコストのアップに苦しめられ、頼みの綱のB国の購買力も衰え、外交的にもよそよそしくなった様な感じもする。その様な状況の中で、この国は一体何を生業にして厳しい国際社会を生きて行けば良いのか、全く悩ましい時代になったものです。とはいうものの、お国が希望的に掲げている、いわゆるハイテク産業の御旗で世界をリードしていき、再び陽を昇らせるなどと考えるのは、どう考えても無理がありそうです。例えば、それでなくとも減り続ける若者世代は、モノづくりを嫌ってサービス業に走り、これまで国の屋台骨を支えてきた団塊世代はといえば、働くのを止めて楽隠居を決め込もうとしています。

結論から言えば秘策は無いと思うのです。地道に努力を積み重ねるしかないのですが、如何せん政治家は3-4年で結果を出す事を求められます。それを見守る側の国民も、かなり忍耐力が低下し、特効薬による即効を求める様になってしまいました。異次元の経済政策を打ち出したこの国リーダー(ではなくてその参謀たち)やそれを実行する立場のN銀トップも、枯れたの頭の中にあるのはたった今の景気の良し悪しであって、決して10年後20年後のあるべき社会の姿ではないでしょう。人口が減少し、温暖化への恐れからエネルギー消費にタガが嵌り、無理やり持ち上げた景気が再び萎んでしまった時、私たちは立ち止まって何を考えるべきなのでしょう。

何を作って食っていくのかを考える前に、私たちはこの先一体どんな社会を目指すのかを考えてみる必要があると思うのです。それはモノ・カネの社会でない事は明白です。地下資源もエネルギーも食糧も地球に満ち溢れてしまった人口を、十分に支える事は出来ないからです。私たちは、それらを無駄なく分け合って暮らす社会を目指すしかないのです。以前にも書きましたが、どう考えても、モノ・カネの時代からココロの時代に舵を切らざるを得ないのでしょう。具体案に続きます。

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