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2015年4月 6日 (月)

2673 温暖化再考

環境カウンセラーとして、この表題はそれこそ何度となく考えてきました。さて最新の話題では、南極半島にあるアルゼンチンの基地で観測された気温が、過去最高を更新したとか。17℃を大きく超える気温は、南極の真夏といえども異常な高温です。その原因として投稿者が疑っているのは、極を取り巻くジェット気流の蛇行の拡大です。南極も北極も、日照による太陽からの入熱エネルギーが、地球上でもっと低い地域ですが、そのために冷やされて重くなった大気は、大きな高気圧(気団)を形成します。それが極気団です。この気団からは常に周りの低圧帯に向かって風が吹き出していますが、その風は地球の自転によるコリオリの力により曲げられ、結果としては両極の気団を取り巻く西から東への強い風を起こすのです。これがジェット気流ですが、これは極気団の冷たい高気圧を縛りつけておく「タガ」の役目を果たしているのです。従って、極地域はあくまでも冷たく、温帯地域以南(以北)は比較的温暖に保たれていると言えます。

しかしながら、いわゆる温暖化によって極地域の気温が上昇してくると、温度差が縮まり気団から吹き出す風、ひいてはジェット気流が弱まり、結果としてはタガが緩んでくると考えられます。だらしなく弱まったジェット気流は、結果として蛇行の幅を大きくする訳です。極中心に対して蛇行が引っ込んだ場所は暖気を引き込むので気温が上昇します。蛇行は、数か月の周期で出たり入ったりを繰り返すので、今回の様に夏場に蛇行の凹部分が回ってきた、くだんの基地の気温が異常に上昇したものでしょう。この傾向は、南極よりもむしろ極氷の縮小が著しい北半球で著しく観測される現象と思われ、今後いわゆる百年スパンの異常気象が出現する可能性が大きくなると見ています。

この様なジェット気流の蛇行が、例えば夏場にロシア北部の大湿地帯の凍土を解かして沼地化させれば、そこから大量の「強力な」温暖化効果ガス=タンを発生させ、更に温暖化を加速させると言う負のスパイラルを固定化するでしょう。もちろん地球の歴史を大きく遡れば、温暖化が進んで恐竜が栄えた時代も、氷河が中緯度地域まで広がった時代もあったのでしょう。現在の温暖化にブレーキが掛かるとすれば、たとえば6世紀ごろに頻発した大規模な火山の噴火によってではないか、と投稿者はボンヤリと考えています。

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