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2015年4月11日 (土)

2678 地域振興券よりは

またぞろ地域振興券が発行される様です。確かに各戸に配られる地域限定でしか使えない数万円の地域振興券は、一時的にはその地域の経済を潤す事でしょう。しかし、それはあくまでもホンの一時の潤いに過ぎない事もまた間違いないでしょう。その地域振興券を商店=銀行から自治体が回収した時点で、経済効果は終わってしまうのです。

そんな「ムダ金?」を使うくらいなら、何故「地域通貨」を作らないのでしょう。地域通貨とは、限られた地域でのみ通用する紙幣(の様なもの)です。それを使うたびごとに、いくらかの割引が受けられる仕組みにしておき、受け取った側がその補てんを受けられる仕組みを作れば良いのです。地域振興券と比べれば、補てん額を例えば10%とすれば、10回分使いまわす事ができ、地域での経済効果は10倍程度には膨らませることが出来る筈です。その際、割引が受けられる商品やサービスは、あくまでも地元産や地元に利益が還元できるものに限る訳です。地元産であるか否かについては、然るべき機関で予め認定を受けておきます。

結局、お金を可能な限り地域内で循環させる、という強い決意が無い限り、いくら税金をつぎ込んでも、さながら乾いた砂(つまりは中央資本です)に吸い込まれる水の様に消えていく事でしょう。仮に地域振興券だけで、地域創生が事足れりなどと胸を張られるのであれば、まさに地域創生は単なるスローガンであったことが証明され、政治に対する不信は一気に強まることでしょう。

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