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2015年5月23日 (土)

2706 地震と火山

最近、火山や地震のニュースを耳にする機会が増えたような気がするので、その関係について、素人なりの考えを述べてみる事とします。さて、地震は断層の新たなズレによって生じます。日本列島は、いわば断層の巣の様な地殻で構成されていて、もし断層を赤い線で表現するならば、日本列島はまるで血管を強調した人体模型の様に見える事でしょう。人体で、太い血管に当たるのは、断層で言えば主要な「構造線」に相当するでしょう。それに加えて、ローカルな数キロから数十キロの細切れになった断層が、さながら毛細血管の様に広がっているのです。もし、過去数万年まで遡るとするなら、断層や断層の痕跡の無い一纏まりの地盤など存在せず、したがって誰かが指摘する様に、この国に原発立地の適地など存在しないと言うしかないのかも知れません。

もう一つ、地上に直接現れていない地殻の活動として、プレート境界での大地震があります。3.11の震災も、まさにそうした活動の結果だったのです。それは、この国の下では、ユーラシアプレートと北米プレート、太平洋プレート及びフィリピン海プレートが、四つ巴?の陣取り合戦を繰り広げている結果、その境界では大地震発生のリスクからは逃れられないのです。もちろん、これらのプレート間に歪が溜まるには長期間を要しますので、ラッキーな人は大地震に遭遇せずに一生を終えてしまう場合もあるでしょう。しかし、大地震は確実に起こるものなのです。

さて火山です。小さな断層と火山の直接の関連は薄いでしょう。火山は、上記のプレート相互のズレによる強大な摩擦熱(あるいは岩盤の崩壊熱)によって生ずるものだからです。何万気圧もの圧力が掛かったままプレート同士が動くのですから、そこで発生する摩擦熱は天文学的な量に上るのでしょう。つまり、先ずはプレート相互のズレ=大地震が発生し、その結果生じた摩擦熱が岩盤を溶かしてマグマ溜まりを生じさせ、それが地上まで上昇して火山を噴火させると言う順番になると思うのです。従って、大震災の後には火山の噴火が待ち構えていると見るのが自然でしょう。3.11は三陸沖のプレート活動でしたから、東北の活火山が今後活動を活発化させる可能性は非常に高まっていると考えるべきででしょう。既に、吾妻山、蔵王山や八幡平では、活動が活発化している事が伝えられていますし、3.11の震源から考えると、今後は栗駒山、岩手山、秋田駒、十和田、八甲田山辺りまでは危険地帯に入っていると見做すべきでしょう。

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