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2015年7月 6日 (月)

2748 折り返し点2

人は、自分自身が折り返し点に立っている事をなかなか認識できません。特に、一心不乱に前を向いて進んでいる時はなおさらです。車に乗って走っている時にも感ずる様に、スピードが出ている時ほど、遠くを注視しなければならないと同時に視野も狭くなるからです。極端な場合、トンネルに入った際には、運転者は遠くに小さく見える出口しか見ていないでしょう。

また変化の中に自分が居る場合、ピーク時は変化率が小さくなり、最終的なピーク時は変化率がゼロになるため、大きな変化としては感じられず、その時点がまさにピークである事は通常は感知できない筈なのです。本当のピークは、そこを通過してしばらく経ってから、ふと振り返った時初めて認知できるのでしょう。もちろん、人口の変化の様なはっきりした指標は、現在の数字と出生率などのデータを元に外挿すれば、将来の予測は比較的正確に出来るでしょう。しかし、経済指標の様に、将来予測にステークホルダーの「思惑」が絡む場合には、例えば株価の様に殆ど予測不可能なケースも多くなります。

その意味で、私たちは足元と周りを注意深く観察し、折り返し点に敏感になると同時に、折り返した後の自分や社会のあり方を模索しなければならないと思うのです。その際に重要な事は、来し方を振り返り、しっかりと反省しなければならないでしょう。このブログではまさに、環境という言う視点から、自分も関わってきた企業や仕事を総括し、今後あるべき人の生活や社会のあり方について日々考えている訳です。8年近くも書き続けている割に、文字数が多過ぎて読むのが面倒なのか、さっぱり人気の無いブログですが、これからも「折り返し点後のあるべき社会」を考え、「勝手提言」を続けていく事とします。

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