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2015年7月 7日 (火)

2749 生物多様性

山に頻繁に登りますが、その度に感ずるのは、生物とりわけ植物の多様性です。気温が平地より随分低く、痩せた、岩だらけの地面に何故こんなにも多様な高山植物が生きているのか全く不思議です。高い山と山は、まるで島の様に距離的には離れていますから、単純な風媒で届かないでしょう。植物のもう一つの戦略は、渡り鳥を利用する事でしょうか。美味しい果実を付けて、鳥に食べさせて、別の山に種を落として貰えば例えば、鳥海山と遠く離れた月山や早池峰山辺りに同じ様な高山植物を見つける事が出来るかも知れません。

しかし、小さな花を付ける高山植物が、鳥が好む実を付ける事が出来るとも思えません。一つの可能性として、山好きの人が、ある山の高山植物を採取し、別の山に移植したというケースも考えられます。事実、鳥海山に固有のチョウカイフスマが、月山に移植されたという話を耳にしたことがあります。日本のエーデルワイスと呼ばれるウスユキソウも東北のいくつかの山々で観察されます。しかし、同じウスユキソウでも鳥海山と早池峰山のそれは、かなり異なっている様にも見えます。

やはり、生物の多様性、取り分け自分では移動手段を持たない植物の、島状の分布は謎だらけです。植物学者たちなら、いくつかの学説を持っているのでしょうが、その内に調べてみようと思っています。

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