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2015年7月25日 (土)

2764 ポジティブキャンペーン

何故かこの言葉が頭に浮かびました。もちろん、ネガティブキャンペーンという言葉は、選挙戦などでは耳にしますが、こんな言葉は殆ど使われません。つまり、相手の欠点をあげつらい、足を引っ張る事は、洋の東西を問わず広く行われている様なのですが、逆を行う事は殆ど無いという事の様なのです。逆とは、相手の優れている点を、可能な限り数えあげ、相手を持ち上げるという行為です。もちろん、「ホメ殺し」とか「褒めちぎり」いう言葉はあり、からかい半分という悪い意味で使われる事はあるのですが、純粋な意味で相手を褒め上げる行為は稀の様な気がします。

この言葉をどの様なコンテクストで思いついたかと言えば、やはり現代の世相をツラツラ考えている時でした。例えば、この国のリーダーの言動です。彼がどうにかして成し遂げたい政治的野心は理解できないし、理解しようとも思いませんが、審議中の法制が国民に理解されていない、と言ってはテレビで、決して分かり易いとは言えないたとえ話を、○○正直に説明するなど、ある意味涙ぐましい努力などを一々あげつらうのは簡単な話でしょうが、彼の優れている点を数えあげる論調は皆無です。

「罪を憎んで、人を憎まず」と言ったのは、ことわざだったのか、孔子の言葉だったのかは忘れましたが、やはり政策そのものを叩くのはフェアですが、言動の端々を捉えてあげつらうネガティブキャンペーンは抑制的であるべきでしょう。もちろん、風刺漫画家はそれが仕事なのですから仕方がありませんが、例えばSNS上での同様の行為は決して上品とは思えません。もし必要であれば、政策そのものを徹底的に論考し、論理的に打ち負かせば良いのです。それがフェアというものでしょう。必要なら、問題になっている政策より優れているものがあるのなら、そのポジティブキャンペーンを打てば良いだけなのです。

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