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2015年7月27日 (月)

2766 バイアス

バイアスまたは偏向は、2765にも書いたバランス感覚の欠如に起因する「思い込み」でもあります。聖徳太子は、同時に7人の話を聞く事が出来たとか。同時かどうかは別として、7人程度の話を聞けば、おおよその意見の偏差を把握する事は出来そうです。今のリーダーの背後には、7人の(内閣)参謀が居るそうですが、一つの分野にそれぞれ7人が居る訳ではもちろんありません。それぞれの「専門分野」と呼ばれるフィールドで、はっきりとした(つまりはバイアスの掛かった)知見なり意見をお持ちのかたがたお歴々という事になります。

つまり、時々の政権は、何らかのバイアス(時にはひどいバイアス)の掛かった政策を持って生まれ、ある期間継続する事になります。

このブログは、政権やリーダーを批判する事を目的とするものではなく、事実や考え方を可能な限り偏らないで伝えようとするものですので、ここでも過度に批判的な事は書きませんが、少なくとも政権のリーダーたる者、異なった意見に耳を貸すだけの度量は持ち合わせている必要があります。反対する意見に見舞われても、先ずは「なるほど」または、「確かにご意見は伺いました」とヤンワリ受けるべきでしょう。その上で、「ご意見は~の理由で承服しかねる点があります」と続けるのが議論というものです。然るに、今の国会でのやり取りはそれぞれが「一方通行」の議論のすれ違いのオンパレードです。質問書を答弁書を交互に「読みあっているだけ」の議論では当然の成り行きです。当然の事ながら、質問者と答弁者の真剣勝負を繰り返していたとしたなら、両者特に答弁側は、体力的に疲労困憊して倒れてしまう事でしょう。

そうであるなら、先ずは参謀同士で事前の争点整理をした上で、その争点だけを国会で煮詰めれば良いでしょう。何故、この法案は合憲なのか、あるいは違憲なのか、ダラダラと水掛け論を繰り替えし、論議に100時間掛けた、掛けないという論調にはウンザリです。毎晩徹夜でもして、代理人による朝まで議論をつくし、バイアスの無い意見としてまとめるべきでしょう。もし論理的で冷静な議論でも意見が集約できないのであれば、それは両論併記としてまとめるべきで、当然の事ながら最後は多数決になるのでしょうが、「水掛け論の末の強行採決」よりは数段マシでしょう。

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