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2015年9月17日 (木)

2805 原理主義の危険性

原理主義に関しては、このブログでも何度となく言及してきた様な気がします。ここにきて、種々の原理主義が目につき、それらが互いにフリクションを引き起こしている様な気がしますので、少し整理しておきます。

宗教原理主義についてはこの小文でカバー事は出来ない程、長い歴史と根深さを持っていますが、国際間の紛争だけではなく、多くの国では国内にそれによって生ずる摩擦を抱えています。信教の自由を認めるだけでは解決できない、人間としてのサガみたいなものも絡んで、多くの国や地域でなかなか解決できない悩みを抱えて苦しんでいるのが現状でしょう。経済原理主義については、少し古い表現にはなりますが、「エコノミックアニマル」という言葉で代表される「経済至上主義」を指しています。これを別の言葉で表せば、「金の亡者」とでも言うのでしょうか。経済成長優先、GDPの大きさ優先の考え方に凝り固まった国の舵取りに走ってしまう結果に陥るでしょう。同じ意味で、安保原理主義は、B国盲信主義とでも言い換えれそうです。近隣諸国との距離感を考慮せず、1国だけを盲信・盲追するのは、外交のテクニックとしては最低レベルと言うしかありません。

これらの原理主義は、別の原理主義も招くでしょう。例えば、科学技術原理主義です。先進国とは、科学技術が発展していて、それをテコにして工業が発達していて、皆が車や便利な交通機関を利用出来て、つまりは「便利で物質的に豊かな」生活を享受できている国を理想に掲げる考え方と言えるでしょう。上に述べた原理主義の結果、取り残されたものは、全て「ココロの問題」だとも言えるでしょう。宗教でも、経済でも安保、科学技術でも、そこから取り残された国や人々のココロを思いやることは殆ど無いでしょう。それは、強い国はもっと強く、豊かな国はもっと豊かに、便利な暮らしはもっと便利にすることを至上の目的に掲げている主義主張だからです。ここでの結論としては、原理主義とは、「ココロの問題」を置き去りにした、危険でココロ貧しい考えからであると言っておきましょう。

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