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2015年9月23日 (水)

2809 休題(飯豊本山)

今回は、環境ネタではなく「山ネタ」です。40代半ばで山に目覚めて以来、ずいぶん多くの山々に登ってきました。百名山で言えば60座程ですが、なかでも故郷の山である鳥海山には、今季だけでも十数回登って楽しんでいます。山の魅力は、やはりその達成感にあることは間違いないでしょう。先ずは計画を立て、場所によっては長い距離を移動しながら麓にたどり着き、喘ぎながら頂上をめざし、帰路は膝や足指を気遣いながら無事下山、麓の温泉で汗を流す時、えも言われぬ達成感、幸福感が広がるのです。

好天に恵まれた連休中日の21日は、以前日帰りピストンに挑戦して跳ね返された飯豊本山に向かいました。前回は、飯豊温泉から入って、梶川尾根に取りついて、日帰りで行けるところ、つまりは昼までに到達できるポイントまで行こうと登り始めましたが、結局本山までかなり距離を残した「天狗岳」までしか届かず、出発時間の遅れという失敗と体力不足も実感してしまいました。

年々体力が衰えるのは仕方がない事なので、そこで今回は作戦を変えて、距離が短い「大日彬」から入る事にしました。このコースでも、コースタイムは7.5時間なので、目標を8掛けの6.0時間において、出発しました。前日は午後から車を転がし、林道終点の大日彬小屋前の駐車場で車中泊です。翌朝は4時起床の予定が、寝坊して目を覚ましたのが0530。暖かい朝食を摂る時間がないので、菓子パンなどをかじりながら、登山届を記入。余りピッチを上げない様に歩き出しました。しかし、このルートは歩き出してすぐの尾根に取りつく「ザンゲ坂」は、結構高さがあり、鎖場もある急登。ここで、やっと体が目覚めてピッチが上がってきました。地蔵岳までは、標準3時間のところ2.0時間でクリア。その後は、三国岳や種蒔山を乗り越えるアップダウンの多い尾根筋を「切合小屋」まで2.0時間で渡り、いよいよ1900mを超える草履塚を乗り越えて、最後の登りである本山までの急坂に取りつきます。あえぎながら本山小屋まで登ると、もうピークまでは10分の散歩です。三角点にタッチするまでは、予定通りの6.0時間でクリアできました。

さて頂上で20分程休憩し、同じコースを戻りました。しかし、何時も感じるのですが、登りは元気もあって、自分の心肺能力に合わせて、結構順調に登るのですが、帰路は思っている以上に長いのです。6時間で登れたからと言って、4時間でくだれる訳ではないのです。今回も、しっかり5時間掛かってしまいました。スリップに気を付け、膝や足首をひねらない様に下るのは結構時間がかかるのです。結局、時々の水休憩を含んで、丸々11時間歩きっぱなしだった事になります。もちろん、達成感もほぼ100%に到達。心残りはと言えば、寝坊で出発が遅れた分下山時間も遅れ、麓の温泉に浸かる時間が無かった事でしょうか。

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