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2015年9月27日 (日)

2812 理想の暖房・給湯

昨日、計画中の自宅の暖房・給湯の熱源として検討しているのと同タイプの、小型バイオマスボイラの見学に出かけました。見学先は、Y形市内にあるエコハウスと呼ばれる、高気密・高断熱住宅の実験棟でした。ここは、壁面300㎜、屋根面400㎜もの断熱材をまとい、5kwの太陽光発電、7kwほどのペレット焚きバイオマスボイラを備える実験的な住宅です。ここでは、屋外と屋内の熱の出入り(Q値と呼ばれる数値)が極端に小さく、小さなエネルギー源で十分に冷暖房が可能となっています。

エネルギー源は、太陽光発電による電力、ペレット燃料による暖房(給湯)ですが、暖房システムは非常にシンブルで、80℃程度の温水を床下に設置した放熱器に通し、暖めた床下の温風が窓際に配置したルーバーから、ほのかに立ち上がってくると言う形式でした。

ここで、ハタとひらめいたのは、いわゆる韓国のオンドルです。オンドルは、燃やした燃焼ガス(つまりは煙)を直接床下に導きますので、いわば温風による床暖房という方式です。しかし、煙の中には、色々な有害物(例えばタール)が含まれますので、オンドルの気密が悪いと燃焼ガスの臭いが屋内に充満してしまいます。オンドル内の煤の掃除も問題になるでしょう。

そこで、燃焼ガスの替わりに、熱交換したきれいな空気を床下に送れば、オンドル並みの床面の温度は上がらないにしても、少なくとも冷たくないほのかな床暖房が可能となる筈です。温風は、既に市場に出ているペレットストーブで作ります。これを、屋外に設置した「温風小屋」の中に設置し、そこで作った温風を床下のダクトを通して、居室や台所、浴室などの床下に送るのです。いわば、「間接オンドル」とでも呼べるでしょうか。当然の事ながら、熱源の容量が限られるので、住宅自体の断熱性能は高く設定する必要があるでしょう。コンセプトとしては、寒くない家を、小さな熱源で温め・冷やすという事です。

問題は、給湯システムです。夏場の晴れた日は、太陽熱温水器で賄うとしても、曇天・雨天の日や冬場をどうするかが問題です。そのためにも、温水ヒーターを組み込んだペレットストーブが必要となります。ヨーロッパ製にはその様なストーブも存在しますが、国産ではまだ適当な製品が開発されていない様な気がします。引き続きこの件について考えてみます。

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