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2016年5月 5日 (木)

3000 世界標準の家?

投稿者はラッキーなことには、サラリーマン時代に多くの国へ渡る機会が与えられました。そのうち2回は、それぞれ1年に亘って現地に駐在していましたので、単なる短期旅行とは異なり、国情や産業界の状況を、肌感覚で知る機会が持てたのでした。ところで、マスコミに頻繁に踊るキーワードとして、「グローバルスタンダード」という言葉がありますが、その際引き合いに出されるのが、例えばAップル、だったりHンハイだったり、Sムスンだったり、巨大コングロマリット(これも懐かしい言葉になりました)と、それらに敗れた国内企業を比較する中で、国内メーカーがシュリンクした原因として、グローバルスタンダードからの逸脱があった様な言われ方がされている様な気がするのです。

確かに国際競争に打ち勝つためには、企業合併を繰り返し、マーケティングに力を入れ、研究開発に勤しむのも一つの方向でしょう。しかし、投稿者の見方は大分違います。表面に出ている、巨大で華やかな部分は、絵にもなってマスコミにも多く露出しますが、重要な部分は日々の生活の中身であり、質だと思うのです。何を着ているか、何を食べているか、どんな住居に住んでいるか、休みの日には何をして過ごしているか、と言った基本的な部分が質素でも、キチンとしている事が重要だと思うのです。B国の状況はあまり参考にはなりませんが、ヨーロッパのいくつかの国々には、確かにしっかりした生活の質の良さを確認する事が出来ます。

例えば住宅です。Iタリアを除けば、火山や地震の心配が無い事もヨーローッパのメリットにはなるのでしょう。そのため、石積みの建物を何百年にも亘って使い続ける事も可能です。必要な事は、内装や外装に手を入れて維持する事だけです。住がしっかりしていると、お金はその他の分野に掛ける事も可能でしょう。つまり、グローバルスタンダードに近づくためには、何も最先端の電子機器が必要な訳ではないのです。先ずは、耐久性の高いしっかりした住居を揃える事から始めるべきでしょう。三匹の子豚の寓話ではありませんが、木造は、やはりセカンドベストでしょう。地震の多いこの国では、流石にレンガ積みでは持ちませんが、しっかりした鉄骨構造なら、躯体は100年以上持たせる事も可能でしょう。ライフスタイルの変化に合わせるためには、内装だけを変えれば良いのです。先ずは、住宅をグローバルスタンダードに近づけなければ、この国は何時まで待っても一等国にはなれないでしょう。災害は、間違いなく繰り返しやってくるのですから。

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