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2016年5月 8日 (日)

3003 豊かな所有?

戦後、モノの無い環境で育った団塊世代は、高度成長期を通じて、出来る限り多くのモノを所有する事こそが幸福の条件だと信じて、皆が突き進んできたと見ています。その少し後ろを歩いてきた投稿者の世代は、少し上の世代が、ブルドーザの様に幅を広げ、平らに均した道を、結構楽に進んできた「得な世代」でもあった訳です。しかし、最近ますます疑問に思うのは、モノの充足こそが人間の幸福につながる、という基本的な20世紀型の価値観です。つまりは、豊かな所有=幸福というテーゼです。

最近は、そうでなくて、豊かな所有≠豊かに生きる、ではないかと思うようになったのです「豊かに生きる」の豊かとは、つまりはココロの豊かさを指すと考え始めたのです。もちろん、もし今の自分の生活が喰うや喰わずやの生活に陥っていれば、兎も角も明日のメシを心配しないで生きたいと思うのかも知れませんが、幸いな事にはそれよりは少し余裕のある生活が送れている様なのです。

そこで、豊かに生きるにはどうしたら良いのか、を当面の人生の課題に据える事にしたのです。ココロの満足感や充足感を得るには、何より自分の活動が、他の誰かの役に立っている、という生き甲斐を感ずるのが最善でしょう。お金持ちであれば、困っている人たちにバンバン寄付をすれば良いのでしょうが、貧乏ではそうもいきません。仕方がないので、技術屋その後は環境屋として生きてきた、自分の経験を何らかの形で社会に還元することを、投稿者の当面の目的に据える事にしたのです。より具体的に言えば、技術を持続可能な形で社会に役立てることの手助けをすること、という中身になります。そのため、ここ4-5年は、企業の環境経営活動の手助けや、市民や学校の環境学習、あるいは持続可能な産業を興すための火付け役を意識してきたつもりです。このブログは、その中で考えた事を残す事も目的としています。

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