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2016年5月16日 (月)

3011 生産性?

お国の考え方(皮算用)では、人口減少局面に入っても、経済成長は可能で、GDP600兆越えが視野に入れられるのだとか。なんという超楽観論でしょう。どう数字を置けば、そんな試算が可能なのか、ぜひお役人の頭の中を覗いてみたいものです。もちろん、お役人はそれを命じた政治屋の気に入る様に数字合わせをしただけなのでしょうが・・・。

さて、人口が減ってもGDPを上げ続けるには、生産性を上げる必要があるでしょう。より、少ない人数でより高い生産高を達成するためには、機械化をさらに進めるか、あるいはモノの売値を上げて、売上高を稼ぐしかないでしょう。お国の皮算用では、インフレ率アップでもGDPを稼げると想定しているのでしょうが、それでは単なる数字の誤魔化しに過ぎないと言われても仕方がないでしょう。

そうではなく、本当の意味での生産性を上げるのか、あるいは生産性は脇に置いて、製品自体の付加価値を上げるのか、それともGDPなどにカマケテいないで、お金に依存しない幸福(価値観)を追及していくか、私たちは選び取っていく必要があるでしょう。

ところで単に生産性を上げるだけで、企業やそこに働く人々が幸福になれるでしょうか。確かに、工場であれば同じ人数でも、出荷できる製品の数は増えるでしょう。しかし、それがちゃんと売れるかどうかは別問題です。単に在庫が積み上がるだけに終わる可能性も高いのです。それは、市場がその製品を渇望していないからに他なりません。つまり、闇雲に生産性だけを上げても、企業の利益アップや、ましてや従業員の給料アップには繋がらないのです。それは、単に製品を市場に「押し出す」だけの行為だからです。生産性は、あくまで市場のニーズに連動した形で適正値に調整されるべきでしょう。流通業界でこれだけIT化が進んだ今日、得られたビッグデータを活用すれば、それほど難しいワザではない筈なのです。

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