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2016年9月 5日 (月)

3109 異常気象が止まらない

昨日もNスぺで、止まらない極地域の温暖化と、融けた永久凍土から放出されるメタンガスの放出によって加速される更なる温暖化のリスクが放送されていました。何より、北半球の気象に直接影響を与える北極海とその周りの凍土地帯の温暖化は、間違いなく極を取り巻くジェット気流に影響(正確にはその風速の低下)を与えるでしょう。風は、強く吹いている時には直進しますが、風速が低下した時には、地上の地形などの影響を受けて「蛇行」するのです。

実際、先日東北地方に上陸して甚大な被害をもたらした台風は、日本海に渦巻いてた蛇行ジェット気流に引きずられて、異常なコースを進んだのでした。しかし、もはや夏場のジェット気流の蛇行が日常となってしまった感のある昨今では、それに支配される中緯度地域の異常気象も加速すると考えねばならないでしょう。ますます、暖かくなる海水温と、蛇行するジェット気流に操られる低気圧や台風が、湿潤な空気を一気に陸上に送る結果、時間100㎜を超える様な豪雨やヒョウや落雷の多発と言った、激甚な気象現象が日常茶飯事になると予測されているのです。

そうなると、20世紀では普通だった海抜が低い海岸部と都市に、人々が集中して住む、というライフスタイルを見直さざるを得なくなる様な気がします。未曾有量の短時間豪雨は、地下鉄や地下街を非常に危険な場所にしてしまいますし、頻発する落雷は、電子機器や通信を無力にしてしまうかも知れません。どの様に考えても、私たちは田舎に分散して住む様な社会に再度戻らなければならない炉思うのです。とは言いながら、今回の台風がいみじくも証明してしまった様に、谷合の山間部も危険を内在しているのも間違いありません。自分が住む場所を決める際には、「異常気象を前提に」、その上で「地形を読んで」家を建てるべきなのでしょう。

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