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2016年9月10日 (土)

3114 ESG

これは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)という言葉の頭文字を並べた言葉です。想像できる様に、この言葉は主に企業経営に向けた戒めのキーワードだと言えます。さて、「環境」です。これは、10年近く書き連ねてきたこのブログの大テーマでもありますが、このKW抜きに、今後の企業経営は語れないでしょう。温暖化や資源・エネルギー源の枯渇や、環境汚染、更には廃棄物処理場の逼迫や生物種の絶滅まで、多くの環境危機が叫ばれながら、未だに小手先の対策に留まり、有効な手が打たれていないのです。何は無くとも、企業経営の理念の最初の一つに加えて貰いたい文言の一つなのです。

次に「社会」です。企業が「社会的存在」である事は、論を待ちません。どんな企業であれ、その存続は、社会的な存在である顧客や、顧客が形成する市場に依拠しているからです。少し前の(かなり前?)右肩上がりの時代、企業の経営者は主に株主の方を向いて、利益至上主義の経営だけでもどうにかやって来れました。しかし、これからの時代、企業は単に顧客や市場のみならず、その背景としての社会に向き合わなければならないと思うのです。具体的に言えば、たとえささやかではあっても、企業利益の一部を社会へ還元していく必要があると言う事です。少し前、SCR(企業の社会的責任)というKWが叫ばれましたが、ここでの「社会」との繋がりは、それよりはかなり深く、広く捉えて行く必要があるのです。つまり、単なる金銭的な還元に留まらず、企業の立地する地域の環境改善を含めて、製品や企業活動の中身そのものが、社会貢献に向き合っている必要があると言う事なのです。

「ガバナンス」とは言うまでもありません。企業経営という言葉では、あまりにも意味が狭いのです。つまり、「経済的営み≒利益確保」しか見ていない言葉だからです。経営者は、自分の、あるいは「経営する」企業の「腹」を全てさらけ出しても誰に恥じる事の無い「ガバナンス」を目指すべきだと思うのです。もちろん、企業経営などした事もない投稿者ですから、胃に穴が開く様な経営の労苦は想像するだけなのですが、それにしても少なくない企業の「呆れるしかない企業」の報道に触れる度、ガバナンスの不在を感じずには居られないのです。たぶん続きます。

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