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2016年9月11日 (日)

3115 MA&M

アルファベットの略語が続きます。これは、MA?とは全く無関係の投稿者のオリジナル造語です。最初のMは、Monitor(監視)、AAnalysis(分析)、次のMMaintenance(保守)のそれぞれの頭文字です。全ての企業や、企業に限らず、自治体や一般家庭だって、何らかの設備を使用しているでしょう。インフラだって、例えば発電設備やガス・水道、道路関連にも設備は組み込まれています。それらの設備は、経年に従って、あるいは突発的な事故によって劣化したりして、やがて動かなくなるのです。しかし、手入れの悪い設備や機械は、それが造られた時に想定された「設計寿命」に比べ、実際の廃棄までの期間がかなり短くなっているのです。

原因は、まぎれもなく日常の手入れを怠った結果である事は間違いありません。手入れとは、何なる掃除ではなく、潤滑油の交換、寿命部品(例えばボールベアリングなど)の交換、更には電気関係の絶縁状態の確認・清掃、燃焼機器(ボイラなど)や熱交換器などの伝熱面の清掃、水流による管路などの腐食、そして何より鉄鋼などで造られている構造の経年腐食などへ、対応し、それを補修しながら、上手く使い続ける事を指します。

何処をどの様に低入れすべきかは、実はメンテナンスマニュアルに書かれている筈ですが、多くの場合は、単に潤滑油やフィルターの交換時期、その他の安全上の注意書き程度でお茶を濁しているものも多いのです。そこで、必要な事が、「(常時)モニター」なのです。設備や機械の重要なポイント、例えばモーターやポンプの軸受温度を常時モニターしておけば、もし軸受が摩耗してきた場合には、その温度が上昇傾向になる事で、寿命が近い事が判断可能です。あるいは、回転機械であれば、その機械が持つ通常時のノイズレベルをモニターしておけば、異常時にそのレベルが大きくなる事で事前にそれに気が付くでしょう。

その変化を、「分析」すれば、どの様な手を打つべきかが速やかに判断できる筈です。そこで、保守(補修)の出番です。そのためには、日頃使っている設備や機械の構造にも明るくなければなりません。使いっ放しの機械は、点検口やカバーを止めているネジ類もすっかり錆びつき、それを緩める事すらできなくなっている可能性もあるでしょう。そうならないためには、日頃から設備自体の外側の清掃や、ペイントの塗り直しなど、日常の手入れ(清掃)も怠ってはならないのです。MA&Mを上手く実行しさえすれば、多くの設備や機械は、少なくとも設計寿命の2倍は使える筈なのです。

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