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2016年9月25日 (日)

3129 卵かニワトリか

日曜毎の政党間の議論番組にはイライラします。毎回、先ず景気刺激ありきか、それとも財政再建が先か、と言った不毛の議論が延々と繰り返されるからです。借金を重ねてでも、景気を要して、結果税収も増えるとする与党と、それは借金の先送りで将来世代が苦しむ悪政だとする反対野党のせめぎ合いです。これは、まさに卵が先かニワトリが先かという循環論そのものだと言えるでしょう。似たような循環論で何時も忘れらているのは、実は理念だと思うのです。結局、この国をどういった方向に持ってくのか、その基本理念が不在なのです。

景気は何のために良くしなければならないのか、そのためにはどういった手を組み合わせて打っていくのか、その過程で国民には一体どの様な努力(あるいは我慢)を期待しているのか、そこがスッポリ抜け落ちているのです。普通の国民であれば誰しもも、景気が良くなって、税収が増え、インフラや福祉がさらに充実する、と言われれば何となくその気になるでしょう。それが、何となくの現政権の高い支持率につながっているのでしょう。

各政党には、是非「この国のあるべき姿」で、し烈な議論を重ねて貰いたいものです。経済規模など、別に人口に見合ったサイズで十分でしょう。かつてのバブル時代、泡と膨らんだ不動産価値で国の資産価値を評価したところで、それが弾けると結局元の木阿弥に戻った経験を忘れてしまったとでも言うのでしょうか。

ましてや、海外からの大型客船が着岸できる様に、地方港湾の整備に何兆円だかを投ずるなどという、無茶苦茶な計画を聞くに至っては呆れるしかありません。今の、海外からの旅行ブームは円安期のバブル現象であると何故誰も言い出さないのでしょう。円高に傾いて、日本観光が割高なものになってしまえば、ガランとした地方空港同様「閑古鳥」が、声高に啼く事でしょう。日に数便しか飛行機が離着陸しない地方空港の建設国債は、立派な借金であり、税金の塊です。その見込み違いの責任を誰が取ると言うのでしょう。何やら、愚痴のオンパレードになってしまいました。たぶん建設的な提案の稿に続きます。

 

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