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2016年10月26日 (水)

3145 似非環境経営2

似非環境経営には、何が不足して「似非」になっているのでしょうか。投稿者は、改善されたPDCAサイクルを提案しています。それは、APDCAとでも呼ぶべきサイクルです。PlanDoCheckActionの前に、新たなAAnalysis(分析)を加えるのです。野放図経営は、環境負荷を計測する事すら怠っていますが、環境経営に取り組んで先ず行うのが「負荷計測」なのですが、多くのケースでは計測した事に満足してしまい、そのデータの評価や分析が甘くなっているのです。

分析のためには、例えば1か月刻みの電力データでは、殆ど何も見えてきません。せいぜい夏・冬と春・秋の中間期で、冷暖房に係る電力に差があるのが分かる程度の分析しかできないのです。それでも何もデータが無いのに比べれば数段マシなのですが・・・。更なる分析のためには、1週間単位で、それも時間を追った分析が必要となるのです。それで何が見えるかと言えば、例えばピーク電力値が確認できます。電力料金の基本料金の元となる「契約電力量」とされるものと同じです。30分以上継続する最大電力が、そのまま契約電力量となりますのです、時間を追った分析では、週の曜日のどの時間帯にピーク電力が生ずるかが容易に分析可能なのです。もし、ピーク電力が、例えば朝一番とか、昼一番に生じているとすれば、それは設備の電源を同時にONにする事が原因となっている筈です。不必要は設備の電源投入時刻をずらす事により、労せずして基本料金を引き下げる事も容易なのです。契約電力1kw当たりでは1000円以上に相当するでしょうから、10kw引き下げれば、月々1万円の電気代が浮く勘定です。年間12万円も浮けば、古い蛍光灯や水銀灯を明るく省エネタイプのLED照明に更新する予算も楽に取れると言うものです。

省エネや工夫で浮いたお金を、新たな省エネ投資に回せば、これまでと同じ事業を続けていたとしても、自然に省エネ体質に近づくのです。これを、分かり易い言葉で「省エネサイクル」と呼びます。これを実現するためにも、最初に述べたAPDCAサイクルで、しっかりと分析をする必要があると言う訳です。更に続きます。

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