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2016年10月29日 (土)

3148 先端産業?2

高強度・軽量の素材を多用し、空を飛ぶ乗り物を作ったり、宇宙空間に打ち上げるロケットを作る事だけが、何も先端産業ではないでしょう。物事には、必ず「目的」があり、それを達成するための「手段」が必要なのですが、いわゆる先端産業と呼ばれる分野では、得てして「手段の目的化」が起こっている様に見えるのです。空を飛んで旅行して移動時間を短縮するのはまだ理解できるにしても、ロケットを不要衛星のゴミで宇宙空間が汚れるほど打ち上げるのに、どれほどの必要な目的が見出せるのでしょうか。ましてや、何か月も研修者を宇宙に滞在させて、骨の廊下のメカニズムが分かったとして、その成果を何に役立てるのでしょうか。

飛行機による旅行時間の短縮したって、そもそもその旅行の目的が物見遊山や爆買いだけだっとしたらどうでしょう。何も海外にまで出かけなくたった、国内にだって見るに値する景色や史跡も多い筈なのです。たとえ宇宙実験で、骨の老化のメカニズムが判明したにせよ、運動嫌いの人の骨を強化するだけでは十分ではないでしょう。運動をしながら、筋肉と骨を同時に強化する必要があるからです。多額の旅行代金や国家予算を使いながら、不要品(ゴミの事です)を増やし、軟弱な人を増やすだけだったとしたら、悲しむべき事でしょう。

そうではなくて、私たちはもう一度「目的」に立ち返らなければならないと思うのです。では目的とは一体どの様なものが考えられるのでしょうか。何がなくとも、目的としては「持続可能性」を確固たるものとする事を挙げなければならないでしょう。私たちが、この世に生を受け、寿命を全うするのは、言うまでもなく「望ましい(持続可能な)社会を次世代に引き継ぐ」という使命を、万人が均しく負っている筈なのです。たぶん続きます。

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