« 3148 先端産業?2 | トップページ | 3150 リサイクル2 »

2016年10月31日 (月)

3149 リサイクル

このブログでは「本題」の表題です。リサイクルと言えば、例えば紙や金属やPETを溶解して、再度「再生紙」を作ったり、鉄鋼原料:アルミ原料やをPETボトルの原料としたりする事などを思い浮かべます。これは、「マテリアルリサイクル」と呼びます。もちろん、例えば中古車からバンパーなどの部品を外して、修理車へ付け替えるのもリサイクルの一分野でもあります。これは再使用されるパーツ「リサイクル部品」などと言う事もあります。更に広い意味でリサイクルという言葉を使うなら、不要なプラスチックや廃油を燃やして、熱として回収する「サーマルリサイクル」という使われ方もするのです。つまりは、何らかの形で、材料や熱を回収して「再利(使)用」する事が含まれる廃棄物処理の方法を称して全てリサイクルと呼んでいるのです。

しかし、もし純粋な原料のまま回収し再度製品として使えるなら、あるいはプラスチックなどでそのまま粉砕してペレット状にしたら、そのまま射出成形機に掛けれるなら、リサイクル率は飛躍的に向上する筈なのです。リサイクルを阻害しているのは、原料の汚染や異種材料の混入だと言えます。というのも、素材メーカーで同じ呼び方のプラスチック、たとえばPETやPEやPSやPPなど、でもその組成や製造工程は、規格の中で微妙に異なるでしょうし、もし許容範囲内だったとしても、それらを混合した場合には、元通りの純粋な材料に戻せる保証は無いでしょう。完全なリサイクルは、容器や製品を、作られて流通してきた経路を、全く逆向きに戻さない限り、実現は難しいと言えそうです。

だからと言って、諦める事もありません。廃棄物の分別の工夫は無限にあると思うからです。プラスチックの分野だけで言っても、破砕後に比重差で分け、風選で分け、視覚センサーで判別し、紫外光や赤外光やレーザー光で分け、最後は人間の目や分析計で分けるならば、廃棄物もほぼ100%の分別が可能となるからです。もちろん、コスト的に成り立つか否かは重要な問題ですので、なるべく廃棄物として捨てない努力、容器の再使用(リユース)やそもそも矢鱈とプラスチックの容器入れて売るのを止める(リデュース)、は優先的に不可欠でしょう。

|

« 3148 先端産業?2 | トップページ | 3150 リサイクル2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185422/64423407

この記事へのトラックバック一覧です: 3149 リサイクル:

« 3148 先端産業?2 | トップページ | 3150 リサイクル2 »