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2016年11月 5日 (土)

3153 周回遅れ

この国はどうやらパリ協定に乗り遅れるらしいです。タッチの差で乗り遅れるならまだしも、投稿者が思うに、既に周回遅れではないかと疑っています。環境先進国に一周置いてきぼりを食っている様に見えるのです。例えば、原発です。事故直後は、国中でまるで悪魔の様に忌避した原発を、熱さが喉元が過ぎれば、なんと再稼働させたいという「既得権派」の要求に従うと言う、節操のない政治決断をしたのでした。期待する方が間違っていました。確かに、この世に生を受けて60有余年経ちますが「ブレない政治家というものを見た事がありません」でした。政治家が時々口にする、「世界に冠たる環境大国」なんぞ、チャンちゃらおかしいホラ話と言うしかありません。

未だに、自動車の完全リサイクルは程遠い状況ですし、PETボトルの再使用は俎上もされていませんし、原発の廃炉計画もオザナリですし、家庭や運輸部門の省エネ目標もボンヤリしたままです。たった26%の目標すら、空約束の怪しげなものだと言うしかありません。もちろん、風力や太陽光発電や太陽熱や地熱・地中熱の利用も、明確な量的ターゲットは示されないままです。その間、欧州では着々と原発の廃炉が進み、村々には風車がそびえ、太陽光発電による充電ステーションがドンドン増え、再計可能エネルギーだけで全てのエネルギーを賄う村が出現したりしているのです。

一方でこの国は、車ではハイブリッド車のリッター30㎞程度の半端な燃費で満足し、屋根のある戸建ての太陽光発電や太陽熱温水器の段階的義務化や、バイオマスの熱利用などもべた遅れの状態です。山には、利用される見込みの無い木々が、枝払いもされずにCO2吸収力も弱ったまま立ち尽くして、一方では原発の再稼働までの時間稼ぎにと石炭火力も、静かに増え続けているのです。一体、この国は、政治家や行政は、あるいはそれを見過ごしている国民は、何を考えているのでしょう。ここらでピッチアップして、追いつく努力が絶対に必要でしょう。絶対に・・・。続きます。

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