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2016年11月28日 (月)

3172 徒然に思う事

ある時期からこのブログは、環境ガチガチのブログから、随筆ブログに変わってきました。と言うのも、環境について考える事=人間の生き方(価値観)について考える事だと気が付いたからです。温暖化に急ブレーキを掛けなければならないのは、自然環境の悪化、取り分け気象異常による人間社会への「ブーメラン被害」は避けなければならないのは勿論、資源の温存と言う側面でも必須の取組みだと言えます。それが、例えば冷暖房の温度を控える程度の、ささやかな行動ではとても急激な環境悪化は防げないでしょう。それは、真っ赤に焼けた石に落とした数滴の水滴でしかないからです。

やはり、20世紀後半の石油にダブダブに漬かった生活スタイルからどうにかして脱する道を模索しなければならないでしょう。石油漬けの生活とは、車社会に代表される様に、雨に濡れずにドアからドアへ移動したいとか、今日注文した品物を明日受け取りたいとかの欲望に支配された生活スタイルを指します。また石油漬け社会とは、その石油を使って発電し、それ電気を多量に使う「電気漬け」社会でもあります。オール電化住宅に代表される様に、スイッチ一つで、冷暖房から給湯から調理まで、全てが動かせる「超便利生活」が実現された訳です。

数十年前の田舎の生活では、人々は釜戸や七輪を使って飯を炊き、薪ストーブや囲炉裏や火鉢や炭を入れたアンカのコタツで暖を取り、地元で採れるコメや野菜や魚で食卓を賄っていた訳です。しかし、それで人々が不幸であった訳ではありません。大人数の家族が集って暮らし、家族はそれぞれの役割を担って、助け合って暮らしていたのでした。

あの時代より、少しだけ便利で快適な生活スタイルは考えられないのでしょうか。たぶん、住宅さえ、高気密・高断熱になっていれば、少しのエネルギーで暑さ・寒さを凌げるでしょうし、そこに三世代が同居すれば、一人当たりの消費エネルギーは、十分に今の半分以下に抑える事も可能でしょう。技術にのみ頼った省エネや再エネありきではなく、先ずは生活スタイルの見直しこそ喫緊で肝要な提案だと思うのです。人は、お金(経済力)やモノだけで幸福になれない事は、20世紀後半の「実験」で証明されたと思うのです。金銭欲や物欲は、それがある程度手に入ると更に強まるものだからです。続きます。

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