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2016年12月 4日 (日)

3176 暴走事故

お年寄りのみならず、プロのドライバーの運転する車の暴走事故は、非常に衝撃的でした。映像を見る限り、ハイブリッドのオートマ車が起こした事故の様です。もちろん、ドライバー側にも何らかのミスはあったのかも知れませんが、車側の問題も避けては通れないでしょう。人間が、決定的ミスを犯しても、車側の安全装置が最悪の事態を回避する、いわゆる「フェイルセーフ」の真価が問われるのが重大死亡事故と言うものでしょう。カメラによって人やモノとの距離を測り、衝突を回避するのも確かに一つの方法ではありますが、それで万全と言う訳ではないでしょう。

暴走した車を、ギリギリ急ブレーキで止めるのではなく、そもそも暴走と言う最悪の事態を回避するのが、フェイルセーフの基本でなくてはなりません。暴走と言うのは、エンジン出力がドライバーの意に反して、異常に高まる事ですから、例えば車のスピードとエンジン回転数を確実にモニターできれば、急発進=低速時のエンジン異常回転は避けられる筈なのです。もちろん、フェイルセーフを追求すれば、例えば追い越しの際の加速も制限される可能性はありますが、それは致し方ない犠牲でしょう。命あっての物種だからです。

今回の事故を単なるドライバーミスで幕を引くべきではないでしょう。そうではなくて、車をマン・マシン一体の輸送システムと考え、異常事態には自動的にエンジンを停止し、同時にブレーキが掛かる本質安全を追求するための課題と捉えるべきだと思うのです。事故の調査が進めば、もう少し安全の本質に近づくでしょうから、今後の報道に注目する事にしましょう。

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