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2016年12月 4日 (日)

3177 暴走事故2

九州での暴走事故の原因が、ドライバーミスであれ、車の異常であれ、どの様な状況でも、ドライバーが止めようとする限りにおいては、車はそれに応答しなければならないでしょう。もしアクセルを離しても、加速し続けたとしたら、その瞬間から車はまさに凶器に変わってしまうからです。どの様な状況でも車を止める事が出来る様にするには、エンジンで動く車の場合は燃料を切る事であり、電気自動車の場合はモーターへの給電を断ち切る事を意味します。B国の暴走事故では、どうやらフロアマットがアクセルペダルが戻るのを妨げ、車が暴走して死者を出した例を思い出します。

投稿者は、もしドライバーが緊急ボタンを押す事により、強制的に燃料や電源を遮断する仕掛けが付いていたなら、このB国の事故も多分今回の博多の事故も防げたのでないかと推測するのです。事前の策としては、低速時の異常な加速を検知し、それを暴走と判断して、やはりエンジンやモーター電源を切る仕掛け(オーバースピードトリップ)を付ける事ですが、多分車メーカーは嫌がる対策になると想像できます。と言うのも、通常の走行で、これらの安全装置が誤作動を起こすと車は勝手に減速し、スムーズな交通を妨げる事故が多発する事が懸念されるし、同時にコストアップも招くので、競争力も低下するからです。

しかし、自然減速による事故は、重大事故とはなりにくく、精々軽度の追突事故に留まる筈なのです。一方、急加速・暴走事故は、間違いなく重大事故と言う結果を招くのです。車は動く機械であるため、使用する年数が長くなるに従って「劣化」が進みます。主に鉄で出来ている車体やメカは腐食し、あるいは動きが硬くなり、更には電気系統やマイコンが誤作動を起こす可能性が高まります。しかし、その様な状況にあっても、ドライバーが必死に車を止めようとする場合には、車は止まらなければならないと思うのです。メーカーの技術者には、ここで猛省を促し、車の本質安全とはそもそも何で、それをどう実現すべきかを改めて考えてみて貰いたいのです。ドライバーの高齢化は、車自体の安全メカとは別の社会問題になりつつありますが、これも併せて考えなければならない課題でもあります。出張などのため1週間ほど休稿です。

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