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2016年12月25日 (日)

3192 利息の発明2

人々が、カネを貸す際に度を超えた利息を取るとか、あるいは商売をする上でぼろ儲けをしたがるのは、多分「儲けられる内に儲けておけ」と言う意識が働くからでしょう。もし、人々の生活が「揺り篭から墓場まで」保証されるならば、人々はきっとあくせく働いて、多額の貯蓄をする必要性が薄くなる事でしょう。確かに、北欧など一部の国々では、高負担ながら高福祉を実現している例が見られます。この国の様に、中負担、中福祉の国々では、多くのケースで失敗しかけている例も散見されるのです。例えば、この国やお隣のK国などでは教育費が親や子供に重く圧し掛かりますし、B国などでは医療費制度が破綻しかけている様です。

投稿者としては、中途半端はどうも上手く行かないのかも知れない、と思うようになりました。と言うのも、人々は将来に対し、不安を抱きがちな存在だと思うからです。世の中が右肩上がりで、行け行けどんどんの時代には、不安も最低限に縮小するのでしょうが、人口減で高齢化が進んでいるこの国の現状では、きっと老いも若きもそれぞれに大きな不安を抱えて暮らしていると想像しています。過度の利息のブラックローンや、率の高い証券投資話や不動産投資等や射幸心を過度に煽る高額の宝くじや、カジノ付のレジャー施設やまたぞろの五輪や万博の誘致などの話題が引きも切らないのは、そうした不安の裏返しでしょう。つまりは、「景気(に火)をつけろ」と叫んで。不安を覆い隠そうとする「策略」でしかありません。

そうではなくて、私たちは現実に真っ直ぐに向き合い、数十年後のあるべき姿を見据えて、そこに向けて地道な努力を傾けて行く必要があると思うのです。人口は、例えばこの国の国土サイズでは、例えば今の半分程度が適正なのかも知れません。もしそうであるなら、そこに向かって、年寄りは簡単には寝たきりにしないで、生涯現役が貫ける様な工夫が必要なのです。老人が寝たきりになって重荷になる社会は、若い世代の不安を煽るからです。寝たきり老人をベッドに括りつけて彼らに何の生き甲斐が残るのでしょうか。三輪自転車や車いすや新しい移動手段を準備してでも、何とか活動度を維持していないと、寝たきりになってしまうからです。

そうそう利息の発明の話でした。いずれにしても、活動レベルの低下は、別の格差(健康格差)の原因にもつながってしまうでしょうし、同時に働けなくなって、莫大な医療費を使う事は、経済的な格差の大きな原因にもなってしまうのです。利息の発明による経済格差と共に、健康格差は、どうにか解決しなければならないこの国の大問題ではあるでしょう。

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