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2017年1月25日 (水)

3215 聞く耳

B国の新しいリーダーは、どうやら言いたいことは言うが、聞く耳を(あるいは聞くための小さな耳しか)持たない人物の様です。もちろん、パワフルなリーダーは唯我独尊タイプも多いのでしょうが、一応民主主義の先頭を走っていると自負している国のリーダーたるものは、やはり他者の意見には耳を傾けるべきでしょう。それを採用するかどうかに関しても、理路整然たる説明も不可欠です。そのためには、その価値判断の基準とすべき、いわゆるポリシーが欠かせないと思うのです。

いわゆるビジネスマンという存在を良く表現していると思うのは、ポルトガル語のHomen de negocio.(ネゴシエーションをする人)だと思っています。つまり、ビジネスパートナーとDealするためには、丁々発止のネゴが不可欠だからです。双方が条件を出し合い、折り合ったところで双方が「Deal」と叫べば、商談は成立する訳です。つまり、双方が「落としどころ」は意識しているにしても、最初から明確なポリシーやシナリオがある訳ではなく、出たとこの「押し引き勝負」がビジネストークの基本だと言えるでしょう。

そのビジネストークの達人として、ここまでのし上がってきた人物に、そもそも政治的な方針(ポリシー)を出せと言っても詮無い話ではあります。彼は、とにかくツイッターや会見コメントで言いたい事を言うつもりなのでしょう。それに、相手が食いついてきたら「しめた」ということで、やっとビジネストークの入り口に立ったと考えれば良いだけです。ツイッターの一言一句(のエサ)に反応する、各国の対応やマスコミの報道を見て、彼(彼ら)はほくそ笑んでいるはずです。たぶん、相手の言い値の半分でセリ落とすためには、彼は1/4ほどの買値を提示することでしょう。言い値を100とすれば、買い手の25と売り手の100からビジネストークをスタートする訳です。最悪?で、双方の中間で落ちたとしても60程の値段で落ちるでしょう。この国には、B軍の駐留経費を全額払え、と詰め寄り、現在の負担と全額負担の中間値でも勝ち取れば、彼のビジネス政治は完結するのでしょう。やれやれです。

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