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2017年1月28日 (土)

3218 〇〇を励行する

続きです。乱麻を解きほぐすもう一つの方法は、たぶん格差を埋めるために、小さくても何かをすることでしょう。この国には、寄付(喜捨とも言いますが)という習慣はあまり根付いてはいないような気がします。しかし、いざ震災や風水害や大規模火災などに際しては、かなりの人々が義援金を贈ろうと郵便局などへ駈け込んでもいます。しかし、本当に大切なことは、日ごろから社会の格差を埋めるための小さな行動の積み重ねではないかと思うのです。

社会の凸凹のうち、高いところを凹ます行動に関しては、3217に少し書きましたが何かを止めることで少しは実現できる様な気がします。しかし、凹んでいるところを埋めるには、やはり何か行動を起こす必要があるでしょう。例えば、タイガーマスクによるランドセルプレゼンント「事件」は、単なる美談として一時期マスコミの注目を集めてはいましたが、ではその枠を広げて、何か社会の制度を改革するところまでには波及はしませんでした。結局、社会の弱者には注目は集まりますが、そこから先の行動につながらないのが、この国の人々の行動の「欠点」だとも言えそうです。いわば、一億総「あしながおじさん」の国を理想に掲げる必要があると思うのです。

喜捨する事が、日常になれば、世の中の凸凹は徐々に均されていく筈なのです。その昔、貧しい農民でさえ、托鉢の坊さんには手を合わせ、たとえ僅かでもコメなどを喜捨していたではありませんか。特定の宗教の好き嫌いを論ずる必要もないのでしょうが、結局全ての宗教などというものは、ある共同体を引きまとめるための「手段」だと言えそうです。もちろん、いくつかの宗教では、それを信ずることが目的化し過ぎて、民族間の紛争や憎しみ合いの原因にさえなっていることは悲しむべきではありますが。もう一度、宗教や社会システムを、世の中の凸凹を均すための「手段」と位置付けて、それ(喜捨)を励行することを日常する社会に戻っていかない限り、残念ながらこの世はドンドン住みにくい場所になり果てていくと考えざるを得ないのです。

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