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2017年2月 3日 (金)

3223 工夫力2 

工夫力を磨くには、まずは何かにひどく「困らなければなりません」。困り事に悩む中から、背水の陣のもがきの末良い工夫が生まれるのでしょう。それも、困り事の悩みが深ければ深いほど、より素晴らしい工夫が生まれるとも思うのです。

具体例を挙げましょう。昔、北国の暖房は、もっぱら薪ストーブでした。北海道など石炭が潤沢に手に入った地域ではもちろん、ダルマストーブで石炭を燃やしていたのです。しかし、薪や石炭ストーブは「バッチ燃焼」の暖房機でもあります。つまり、種火の上に燃料をまとめて入れる(置く)ことによって、燃料に着火しやがて燃え上がり、燃え尽きると燠になって、そのまま放っておくとやがて火が消えてしまうのです。継続的燃焼させるためには、時々燃料を足して「火の面倒」を見なくてはならないのです。家にお年寄りが居て、火の面倒を見てくれる3世代同居世帯であれば、薪ストーブもありなのでしょうが、忙しい現代社会の家族には、その選択肢は無いのでしょう。電気暖房や石油ストーブなら、タイマー運転や温度調整もスイッチやダイヤルで自由自在です。その意味で、現代の便利機器には「工夫の余地」は殆ど残されていないのです。

しかし、薪ストーブや薪の利用で工夫をするとすれば、例えば朝にドカッと薪を積んでおいて、それを自動的に燃焼させながら、発生させた熱でお湯を作り、それを大きなタンクに貯めておいて、暖房や給湯に使うマイコン制御された「薪ボイラ」なら、運転の着火時だけの手間で済む半自動であり、かつ貯湯タンクに23日分のお湯が貯められタンクを備えるなら、ボイラの運転も2-3日に1回で済むわけです。これなら、忙し共働きのサラリーマン家庭でも、潤沢にお湯が使え、暖房も可能となるでしょう。実際、南欧州では郊外の家庭であればmこの薪ボイラやペレットボイラがポピュラーで、石油やガスを燃やしているのは主に都市部だけという状況になっているのです。暖房だけに限っても、私たち日本人が工夫すべき事は非常に多いと思うのです。

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