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2017年3月31日 (金)

3256 生物多様性

環境保護や生物多様性などと、声高に叫ぶのは、環境を破壊し続け、生物多様性を毀損してきた人類の一人としては、かなり気恥ずかしいものがあります。まだ発見されていない土壌中の微生物や、海底の泥の中の海棲生物などまで入れると、何百万種にもなると想像される生物は、未だ多様性に富んでいるとは言えますが、日々数十種程度の生物が絶滅し続けている事も確かな事実です。また、生物の殆ど棲めない砂漠やプランクトンが見当たらない「死んだ環境」も広がり続けてもいます。

その中で、私たちに何が出来るかですが、取り敢えずは身の回りの植物を、単一なもので飾るのではなく、1種でも多くの植物を植える事から始めたいのです。植物の種類が増えると何が起こるのかですが、見える変化として集まる昆虫の種類が増えるでしょう。ある昆虫は、特定の植物に依存生活史を送る事が多いからです。植物に依存する植物が増えれば、肉食の昆虫や見かける鳥の種類も間違いなく増えるでしょう。また、植物の根と土壌微生物の関係も多様化し、種類も増える筈です。もちろん、土に入れる肥料は「微生物の宝庫」である堆肥に限る事は言うまでもありません。農薬は使わず、合成肥料も使用を避けます。

つまり、人間の都合により、育てやすく収量の多い作物や、見た目に華やかですが、遺伝子操作によって「創られた」植物は、決して昆虫の好みではあり得ないのです。見た目ではなく、昆虫に人気の高い植物を、可能な可能な限り多くの種類を寄せ植えする事により、生物の多様性は徐々に増してくる筈なのです。それらの植物は、ホームセンターではなく、田んぼのあぜ道や里山の近くで見つかるでしょう。もちろん、保護されている植物の採取はご法度ですが、種が取れる植物であれば結実の時期を待てば良いだけです。

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