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2017年4月10日 (月)

3264 還歴?2

還「歴」の例をもう少し続けます。かつて、宰相とまで呼ばれた人がLッキード事件の収賄罪で収監された時、受け取った金額は確か5億円程度だった様に記憶しています。当時の庶民感覚からすれば、3億円事件でもそうだった様に、天文学的な数字の金額だと感じたものです。時代は下って、現代の社会でも8億円もの国有財産が、忖度か何かで消えてしまったと聞くと、やはりかなりの金額だとは感じますが、最早それはワイドショーが囃したてる「話題」程度にしか扱われていない様なのです。現在でも当然収監に値する罪だとは思うのですが、これは、悪い歴史が繰り返し過ぎて国民の感覚がマヒしてしまった結果なのかも知れません。

60年前との比較で思い起こせば、高度成長期に打ち上げた「列島改造計画」と言うものがありました。いわゆる土建屋リーダーが、日本列島をトンネルや橋で結び、高速道路網や新幹線網を張り巡らすという大きな構想でした。60年以上の時が流れて、結果としてそれはほぼ実現できた訳ですが、それに匹敵する様なデカい計画は立てれそうもない今のご時世、今のリーダーは20兆円程のリニア新幹線でお茶を濁すしかなかった様です。代わりに、6年前の震災被害復興事業での嵩上げ工事や、原発事故の収拾作業+廃炉工事で、天文学的な額の「負の予算」を積み上げ続けているのでしょう。その意味では、景気の主導をインフラ事業に充てる「国債」で賄うという手法は、時を経てリサイクルされている様なのです。

マツリゴトの世界を振り返ってみると、いわゆる保守合同の55年体制は今のリーダーの祖父が深くかかわって出来たと理解しています。それから、月日が巡ってその孫が政権の舵取りをしているのは、やはり還歴の一現象に見えてしまいます。と言うより、現リーダーはまさにそこを狙っているのではないかとさえ思えるのです。つまり、祖父が築いた保守の基盤をガッチリと固めたいという願望のことです。そのためなら、N本会議であろうが、ナントカ学園であろうが、何でも利用して地固めを進めてきたのだと見えるのです。もし、彼がなにかのシンボルだとすれば、それは日本の「政界の系譜」だと言えるでしょうか。天皇家が100代以上遡れるとしたら、政界の系譜は精々明治維新に遡れるだけでしょう。むしろだからこそ、皇室をシンボル以上に持ち上げ、戦争責任を逃れた政界の系譜を守るために、腐心する様に見えるのです。以上は、最近の投稿者の感想でした。批判ではありませんので念のため。

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